HGUCから「シルヴァ・バレト(ファンネル試験型)」のレビューです。


『機動戦士ガンダムUC MSV』に登場するモビルスーツ。
連邦軍が接収したネオ・ジオンの量産型MS《ドーベン・ウルフ》をベースに、アナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作機。
準サイコミュのテストを主眼とした本機は、同様に開発が進められていた連邦製ファンネル兵器の試験機としても使用された。
ジェネレーターを内蔵した有線式大型ファンネルを背面に装備し、後のサイコミュ搭載機の開発に大きく貢献したという。

プレミアムバンダイのホビーオンラインショップにて受注販売された、3月発送商品。
お値段2520円。

ではレビューは下からどうぞ。



付属品一覧。

・ビームライフル
・ビームサーベル×2
・対艦ミサイル×2
・有線式ハンド用ケーブル×2
・隠し腕(左右各1)
・腕部用スタンド
・持ち手(右1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

背中のフィン・ファンネルで、より縦長感がアップしてます(笑






各所アップ。

キットは一般販売されているシルヴァ・バレトがベース。
本キットの新規造形部分はバックパック周りになります。

カラー配置が通常機とは微妙に異なっており、顎のシールが無くなった代わりに、腰の四角い部分にシール。
他のパーツ割やシールによる色再現の仕方は通常機と同様。



ドーベン・ウルフと。

のドーベン・ウルフ自体がオリジナルデザインではないですけど、結構デザイン変わってますね。





頭部がガンダムヘッドになったおかげで、主に横向きがドーベン・ウルフよりもやり易くなりました。

肩は周辺のデザインの違いからか、若干ですが上がり易くなった感じ。

腿上げはフロントアーマーを避けるように広げれば、ドーベン・ウルフと同様に可能。

足首は前面カバーのデザインの変更で、前方への可動域が向上しています。



今回も立て膝は楽に決まります。


以下、仕様や武装の紹介。


ふくらはぎのスラスターが可動。





肩部ビーム・キャノン。

中央が軸接続、ビームキャノン自体がボールジョイント接続。
中央側から引き上げる形で前方へ展開。
先端の突起部分が頭部アンテナと干渉しやすいので注意が必要。
下部のスラスターが可動。




有線式大型ファンネル。

背部にマウントされている物が着脱可能。
外したバックパック部分は、差し替えで閉じる事が可能。

設定ではこのファンネルは有線式ということですが、その点の再現は無し。
ファンネルそのものにもケーブルのような造形が残ったままで、見た目的に微妙。



対艦ミサイル。

バックパック中央の先端の突起部分に取り付け。
突起部分は可動します。




有線式ハンド。

リード線は2本付属。
膝関節を抜いて取り付け。
腕部を浮かせる為のスタンドがありますが、簡易的な物なので頼りなく倒れやすい。

有線のみの設定ですが、ランナー共通なのでドーベンウルフの隠し腕も付属。



ビーム・ライフル。

単色成型。



ビーム・サーベル。

1/100サイズのビーム刃で2本付属。
腿のグリップ展開ギミックはありません。




シールド。

前腕裏に直接取り付け。
ビームランチャーの砲身が伸縮し、砲口上下のプレートが可動。


以下、適当にポージング。












ファンネルという飛ばす物が一つ増えましたね(笑


以上、HGUCのシルヴァ・バレトのレビューでした。

通常のシルヴァ・バレトから1カ月遅れで、プレバンから発送されたファンネル搭載型。
個人的にはシルヴァ・バレト自体もこれが初めて。
出来の良いドーベン・ウルフがベースとなっているので、全体的な仕上がりは良好。
このファンネル搭載型はバックパックのデザインが異なるので、より新鮮さがありますね。
ただファンネルは展開状態の再現が適当なのが少し残念ですが。

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