HGUCから「ペイルライダー(陸戦重装備仕様)」のレビューです。
『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に登場するモビルスーツ。
連邦軍が当時確立していた最新技術を集約する事で建造された次世代試作機。
規格外の基礎性能と豊富なオプション装備により幅広い適応力を持つに至ったが、量産化は見送られる。
しかし連邦軍上層部の謎の人物「クレイヴ」によりオーガスタ基地近辺の極秘研究施設に譲渡され、
「EXAM」システムをベースに開発された特殊システム「HADES」を搭載した機体へと生まれ変わる。
180mmキャノンが装備された状態は、陸戦重装備仕様と呼ばれ、地上での実戦向けに調整された状態。
プレミアムバンダイのホビーオンラインショップで受注販売された、2015年4月発送商品。
お値段1944円。
ではレビューは下からどうぞ。
付属品一覧。
・90mmブルパップマシンガン
・180mmキャノン
・ビームサーベル刃×2
・スパイクシールド
・脚部ミサイルポッド×2
プロポーションをグルリと。
1年戦争期の連邦機体らしいプロポーション。
迷ったのですが、HADES発動バージョンで作りました。
各所アップ。
PS3のサイドストーリーズ限定版に付属したペイルライダーのキットをベースに、武装が追加されたキットになっています。
成型色も変わっているみたいですね。
頭部バイザーにクリアーパーツ。
通常時とHADES発動時を選択して組み立てる形で、通常のグリーンのバイザーも付属しています。
各部ダクトのシールも選択する形になっており、HADES発動時には黄色い物を使用。
シールのカバー量が凄いので、素組みでもかなり高い完成度になります。
RGガンダムと。
いちおうガンダムフェイスですし、これもガンダムタイプに分類されるんですかね。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
二重ボールジョイント接続。
首周りがすっきりしてるので良く動きます。
胴の可動。
胸部と腰部の二箇所ボールジョイント接続。
ここもHGシリーズとしてはシンプルな造形と可動。
肩・腕の可動。
肩は根元が後方スイング+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕を挟む形で取り付け。
180mmキャノンの関係でしょうが、ポリキャップの可動方向が従来のHGとは逆という珍しい構造。
そもそもゲーム同梱キットには180mmキャノンは付属して無かったわけですし、初めから織り込み済みのキットだったんだなと。
肘は二重スイング。
独特な形状でしっかり曲がります。
手首はボールジョイント接続。
腰部アーマーの可動。
フロントは中央連結の切り離すことでボールジョイント接続。
サイドは軸接続+上下スイング。
リアは固定。
下半身の可動。
股関節は軸が前後スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
開脚も腿上げも申し分なし。
膝は二重スイング。
腿とふくらはぎがくっ付くまで曲がります。
足首はボールジョイント接続+前後スイング+ボールジョイント接続。
動きにくいガンダムやジム系の足ですが、Ez8を思い出すような感じで横への可動域も十分に確保されています。
総評。
シンプルなデザイン故に大きな干渉は無く、各関節の構造も優れているので可動域は素晴らしいです。
立て膝はこのぐらい。
以下、仕様や付属品の紹介。
脚部ミサイルポッド。
脚側面のハードポイントへ取り付け。
さすがにハッチは開きません。
90mmブルパップ・マシンガン。
銃用の持ち手は無く、普通の手にそのまま持たせます。
おかげで左手でも持てます。
180mmキャノン。
右腰のハードポイントへ取り付け。
アームは4軸可動で、可動域はかなり広いです。
砲身は差し替えで展開。
グリップを起こして持たせます。
ビーム・サーベル。
グリップはサイドアーマーに存在。
サーベル刃は最近のHGBF等の少し長めのタイプ。
スパイク・シールド。
接続位置は腕の側面。
軸接続で可動。
先端のスパイクは伸縮ギミックあり。
以下、適当にポージング。
可動域が広いので接地ポーズもやり易いですね。
以上、HGUCのペイルライダーのレビューでした。
元はゲーム同梱キットだったペイルライダーが、武装を追加してプレバンから販売。
キット単体で手に入る上に、商品仕様も上というのはありがたいですね。
本体は通常時とHADES発動時を、完全に選択式とはいえ再現可能。
一年戦争期のガンダムタイプとしては可動域もかなり良好。
このキットで追加された武装によってプレイバリューも豊富で、文句なしに素晴らしいキットでした。
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