HGRGから「マックナイフ(マスク専用機)」のレビューです。


『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場するモビルスーツ。
マスクの搭乗機。
キャピタル・アーミィが宇宙での戦闘に特化して開発した機体。
ビーム・ライフルを標準装備しておらず、全て内蔵武器でまかなうその運用方法は前身機であるエルフ・ブルックの恩恵を受け継いでいる。
高出力の火器を内蔵しながらも16メートルクラスの小型機であり、
前衛投影面積を最小にして被弾率を下げる飛行形態にも変形可能で、弾幕を掻い潜って接近戦に持ち込む事が出来る。
専用のマスク機には、ツインアイのセンサーが用いられている。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・長距離用ブースター
・スタンド接続パーツA
・スタンド接続パーツB
・スタンド



プロポーションをグルリと。

エルフ・ブルックではイラストとは大分違いましたが、今回はイラストと比べてもかなり良し。





各所アップ。

胸の左右はシール再現。
色分けは指の白い部分が再現されていないぐらいで、素組みでもかなりの完成度を誇ってます。
手は平手状態がデフォルト、というか構造的にオプションも付属しません。



エルフ・ブルックと。

系統は同じでも、サイズが物凄くコンパクトに。



Gセルフと。

このシリーズ標準から考えてもかなり小さい。
劇中だとこれほどサイズ差があるようには感じなかったんですけどね。



小さいMSと言えばのF91。

頭頂高こそ高いものの、細さがまるで違う。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

二重ボールジョイント接続。

干渉は無く良く動きます。



胴の可動。

胸部がボールジョイント接続+スイング、腰部がボールジョイント接続。

胸部のスイングの向きが後方なので、反らせる方向へが一番動きます。
それ以外の可動域も十分。



肩・腕の可動。

肩はボールジョイント接続+上下スイング、上腕が軸回転。
肩アーマーという物はなく、上にもかなり良く動きます。

肘はスイング。
ここはデザイン的に写真が限界。

手首はスイング。
腕と一体化しているので、手の交換なども出来ません。




下半身の可動。

股関節は軸接続+上下スイング+軸回転。
あらゆる方向の可動域が優秀。

膝はスイング。
肘と同じでデザイン的に写真が限界。

踵がスイング。


総評。
エルフ・ブルックに似たデザインでも、関節面はほぼ別物ですね。



立て膝はエルフ・ブルックと同じく、足が浮いてしまいます。


以下、仕様や付属品の紹介。



付属するスタンドは1/144標準タイプ。

股に接続する際は専用のジョイントパーツを使用。
股を軽く挟んでいるだけなので、使い勝手は微妙です。

ジョイントはもう1つ付属し、こちらはかなりアームが長いタイプ。
バックパックに挿すことでMS形態は勿論、飛行形態にも対応する優れ物。
二箇所で角度を変えられます。




長距離用ブースター。

ノズル内部がパーツ割されているという、妙に気合の入った造形。

バックパックにそのまま被せます。
ブースターは左右それぞれでスイング。



飛行形態。

腕と脚を伸ばし上半身を反らせただけの、単なる体勢変化ですが。



フォトン・ボム。

股のカバーが前後に展開。
弾頭も別パーツ化されています。



格納形態。

劇中でほんの一瞬だけ登場した、斬新過ぎる格納形態。
腰から下を反転させ、脚を上に折り畳むだけです。


以下、適当にポージング。










エルフ・ブルックでも背負わせたので、今回もブースターを背負わせたままにしてみました。

Gレコキットでは3連続で同じ事書きますが、平手の造形・・・。
むしろマックナイフでは指をわきわき動かすのも重要な攻撃手段なので、よりグワッと表情の付いた平手が欲しかったわけですよ。
まぁ構造的に手の交換には対応してないし、飛行形態と共有するとあのやる気の無いデザインになるんでしょうが。



第2期OPにもなった脚を引きちぎるやつ。


以上、HGRGのマックナイフのレビューでした。

マスクの2つ目の専用機マックナイフ。
エルフ・ブルックに似ている所がありながらも、全くの別物になっているのが特徴的。
可動範囲もかなり広く、劇中のようなグネグネと奇抜なアクションも決まりますね。
ただ携行武器を持たない上に、機体の特性上、やる気の無い平手というのはどうにも盛り上がらない。
キット構造的には交換が出来ないので、仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・。


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