HGSEEDから「ラゴゥ」のレビューです。


『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツ。
アンドリュー・バルトフェルド、アイシャの搭乗機。
バクゥ バルトフェルド専用改修タイプの開発を経て完成した機体。
最大の特徴として連合から奪取した機体から得られたデータを基にした
2連装ビームサーベルと2連ビームキャノンを搭載。
一方、ビーム兵器用の設備は機体の大型化と操縦系の複雑化を招くこととなり
本機ではこれを克服するため砲撃士と操縦士の二名が搭乗する複座式コクピットを採用している。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。








プロポーションをグルリと。

バクゥ系の初立体化は2006年なわけですが
イラストと比べても何ら遜色の無い非常に良いプロポーションだと思います。

過去のバクゥなどからの流用ではなく完全新規造形になっています。
首がリード線で繋がっているなど構造自体は継承。
キャタピラはラバー製。

アンテナの先端にガッツリと安全防止があったので全部切り落としてます。
ただ切り落とすだけで十分シャープな仕上がりに。

モノアイはシール。
本体カラーのシール対応は胸のダクトと羽の黄色ぐらいであとはパーツ割で再現。
HDリマスターシリーズの特徴としてマーキングシールが付属しています。



同スケールのストライクと。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

頭部接続ボールジョイント、根元がボールジョイント接続。

首がリード線で繋がっているので曲げることで表情付けが可能。
根元のBJは変形時に首を押し込む程度の意味合いで可動には大して。



胴の可動。

引き出し式のボールジョイント接続。

保持力がかなり弱いので強化しないとだらっと垂れ下がってしまいます。





脚部の可動。

前足、後足ともに根元が二重ボールジョイント接続。
後側はデザイン上あまり開きません。

肘(膝)は二重スイング。

足首は上下スイング+ボールジョイント接続。
ここの保持力はあまり強くありません。


総評。
デザインだけでなく可動面もしっかり完成しているのがバクゥ系のスゴイ所ですね。
シンプルながら四足歩行に必要な関節は揃っています。
胴や足回りの保持力がもう少しあるといいですが。


以下、仕様や武装の紹介。


腹部あたりのカバーを外しスタンド接続可能。



羽は上下スイング。



2連ビームキャノン。

基部が軸回転、砲身がそれぞれ上下スイング。



2連装ビームサーベル。

左右2本ビーム刃が付属。
バクゥ系専用の長さのサーベルです。



無限軌道走行状態。

首を押し込んで、脚部をキャタピラが接地するよう調節して完成。


以下、適当にポージング。












VSストライク。


以上、HGSEEDのラゴゥのレビューでした。

SEEDシリーズが展開されていた頃にはスルーされ
HDリマスターでの再始動により新たに作り起こされたラゴゥ。
ベースが5年以上前のキットとは言え元々のバクゥ系の出来の良さのおかげで
2012年のキットとしても何ら遜色のない仕上がりになっています。


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