HGから「1/60 レーバテイン Ver.IV」のレビューです。


『フルメタル・パニック!』に登場するアームスレイブ。
相良宗介の搭乗機。
破棄された本来のARX-8ではなく、アル自らが新たなボディとして再設計した機体。
従来の第三世代ASと比較しても圧倒的なスペックを持つが、そのしわ寄せとして稼働時間がアーバレストの100時間に対し30時間と非常に短くなっている。
また、ECSを搭載しておらず、他の電子兵装も最低限でしかない。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。

何故かレーバテインからHG表記が追加されましたね。



付属品一覧。

・デモリッションガン
・デモリッションガン用ジョイントパーツ2種
・単分子カッター×2
・スモークディスチャージャー×2
・放熱索
・妖精の羽×2
・肩用パーツ×2
・サブアーム用パーツ×2
・持ち手(左右各1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

Invisible Victory仕様なレーバテイン。





各所アップ。

シール使用箇所は頭、腰、足。
特徴的な黄色いラインは頭と足首を除いてパーツ割りで再現されています。



アーバレストと。

これだけ身長が違うと、体感的に結構サイズ差を感じますね。


以下、可動範囲の紹介。


首は根元が前方引き出し、頭が2重ボールジョイント接続。

アーバレスト同様に動かしやすいです。



腹が前後スイング+ボールジョイント接続、腰がボールジョイント接続。

アーバレストよりも回転に制限はかかっていますが、さほど問題になるレベルではなく良く動きます。



胸外側の装甲が前方引き出し、肩が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が軸接続+上下スイング+軸回転。
肩アーマーが上下スイング。
アーマーがかなり上がるので、上に90度以上上げられます。

肘が2重スイング。
ここはアーバレストほどは曲がりません。

手首がボールジョイント接続。




股関節は軸が下方引き出し+軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
リアアーマーがスイング。
開脚も腿上げも十分すぎるほど。

膝が2重スイング。

足首が軸接続+前後スイング+左右スイング、足が前方スイング。
アーバレストにはなかった回転が追加されており、より多角的に動かせるように。


総評。
アーバレストと同じフォーマットなので非常に良く動きますし、足首の改善で更にレベルアップ。



立て膝はこのぐらい。


以下、ギミックや付属品の紹介。


放熱索はクリアーパーツ。
根元の軸回転で可動。



妖精の羽。

肩アーマー外側を交換。
後ろに追加パーツを取り付け。
羽は軸回転。



スモーク・ディスチャージャー。

2つ付属。
肩アーマーに取り付け。
上下にスイング。



サブアームは間にジョイントパーツを使用して展開。
2重ボールジョイントなのでそれなりには角度が付けられます。
マニピュレーターは軸回転+スイング。





デモリッションガン。

ガンハウザーモードのバレルは着脱可能。
ただ劇中のようにバレルをリアアーマーにマウントするということは不可能。
ガンハウザーモードではフォアグリップが可動。

ジョイントパーツを用いて肩アーマーにマウント可能。
妖精の羽の有無で使うパーツが変わります。



GRAW-4 単分子カッター。

2本付属。
刃を取り外し、グリップを動かして収納状態に。
ただ今までの立体物で可能だった、膝にマウント状態で刃を出すというギミックがオミットされています。


以下、適当にポージング。












ボクサーはアーバレストから流用。
IVの時点では使ってないとは言え、口径も違うんだからボクサー2欲しかったなと。
それ以上に残念なのは単分子カッターの膝展開ができないこと。


以上、HGのレーバテインのレビューでした。

Invisible Victoryのラストに出てきたレーバテインが、バンダイのフルメタシリーズからキット化。
基本的にはアーバレスト等と同様の仕様で、パーツ割りが細かく良い仕上がり。
可動面もアーバレストを引き継ぎつつ、足首の改善もあり非常に広い可動域。
ただ付属品には不満があり、ボクサー2や単分子カッターの膝展開が省略されているのが残念。
まぁどちらもInvisible Victoryには出ていないのですが、なら妖精の羽は?という話にもなりますし。


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