HGUCから「ハンブラビ」のレビューです。
『機動戦士Zガンダム』に登場するモビルスーツ。
ティターンズが開発した試作型可変MS。
設計にはパプテマス・シロッコが関与しており、量産を前提とした簡易的な変形機構が採用されている。
ムーバブル・フレームとマグネット・コーティング技術の採用により、人型のMS形態からエイのようなMA形態への変形は約0.5秒で完了する。
MA形態においても対MS格闘機能を維持し、機体特性を変形により目まぐるしく入れ替え、相手を翻弄するかのような多彩な攻撃を可能とする。
整備性や生産コストは優秀であったものの、存分に乗りこなす為には高い技術と独特な戦闘センスを必要とした為、
数機が製造された時点で量産は見送られ、カテゴリーは結局、試作機である”RX”のままだった。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・フェダーインライフル
・ビームサーベル×2
・海ヘビ
・海ヘビ用リード線
・スタンド接続パーツ
・持ち手(左右各1)
・平手(左1)
プロポーションをグルリと。
プロポーションは何も問題ないですね。
独特なプロポーションをバッチリ再現しています。
各所アップ。
モノアイは全てシール再現。
貼る位置をここの自由で変えるぐらいですが、頭部は組んでから位置を変えるのは困難。
シール量は少なめで、ほぼパーツ割で色分けは再現されてます。
ただ胸部の青い部分がパーツ割されていないのが惜しいなと。
ガンダムと並べて。
以下、可動範囲の紹介。
胴の可動。
腰部が前方引き出し+ボールジョイント接続。
肩に使うのが一般的なPC-001Aの4番を使用してます。
引き出せるとは言え、デザイン上色々と制限されてます。
肩・腕の可動。
肩はボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーが完全固定なので、可動は大分制限されます。
上腕部の青いパーツは独立回転。
肘は単純スイング。
手首は軸接続。
下半身の可動。
股関節は軸が前後スイング、腿がボールジョイント接続。
開脚幅はそこそこ。
腿にボールジョイントで取り付けられているアーマーがかなり干渉します。
フロントアーマーが無いので腿上げは何も制限はありませんが。
膝は二重スイング。
足首は前後スイング+ボールジョイント接続。
変形機構の関係で後ろには異様に動きますが、横の可動は微妙。
総評。
かなり独特なデザインをしたMSなので、HGで全体的にこれだけ動けば十分かなといった印象。
これ以上動かそうと思ったらデザインを壊さなければいけない気がしますし。
腿が上がるので立て膝は余裕。
以下、仕様や武装の紹介。
ウイングバインダーは90度スイングします。
テールランスは2箇所でスイング。
腕のクローが展開。
背部ビーム・ライフルは僅かに横に振れる程度。
劇中のように肩に担ぐような角度の展開は不可能です。
フェダーイン・ライフル。
ランナー的に今までティターンズ系の機体に付属していた物と同じ模様。
銃底にサーベル刃を挿せます。
ビーム・サーベル。
収納ギミックは無く、グリップをセットで2本付属。
サーベル刃は1/144標準サイズの物。
海ヘビ。
持ち手とグリップの相性が微妙で、無理やり固定するぐらいでないとグルグル回ってしまいます。
リード線を取り付けて射出状態を再現。
以下、変形の紹介。
腕を上げ、肘を曲げ、クローを展開。
脚部内フレームを前方に引き上げ、スラスターを展開し、足を伸ばす。
膝から背中へ折り畳む。
テールランスを伸ばして変形終了。
MA形態。
簡単な変形ギミックの機体なので、完全変形でもデザインは何も問題ないですね。
エピオンのデザインの元・・・かどうかは知らない(笑
アクションベース2対応のスタンド接続パーツが付属。
まぁ別にMS形態同様にそのままスタンドを挿せるんですけどね。
以下、適当にポージング。
劇場版でレコアのメタスを股間からぶち抜いたあのシーンは色んな意味で衝撃だった(笑
首に関節が無い機体なので、モノアイが動かせないと目線が作れないですね。
以上、HGUCのハンブラビのレビューでした。
長らく新作キットの無かったティターンズ機。
最新作UCとの絡みも無く、何故かこのタイミングでの立体化。
キットの仕上がり自体は良い方ではないかなと。
モノアイの問題に関しては、HGUCではまぁこんな物だと思いますし。
他のMSと違って首が動かないので、可動式を採用していたら感動物でしたが。
武装面は一通り揃っており、簡単なデザインなので当たり前ですが変形も問題なく行えますし、プレイバリューの点でも満足できる物に。
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