HGUCから「ガンダムEz8」のレビューです。
『機動戦士ガンダム 第08小隊』に登場するモビルスーツ。
主人公シロー・アマダの搭乗機。
アプサラスII捕獲の際に大破したシローの陸戦型ガンダムを、陸戦型ジムのパーツを流用した現地改修を加えて再生した機体。
大掛かりな修理とオーバーホールに際し、それまでの戦闘データとシロー本人の意向を採り入れ、より地上戦に適応した改装が施されている。
頭部にはセンサー類を保護する増加装甲が設置され、障害物に干渉しがちなブレードアンテナを廃し、ロッドアンテナに換装。
胸部は装甲を追加することで耐弾性が向上し、胸部バルカン砲やマルチランチャーを廃し、12.7mm対歩兵用旋回式バルカンに換装。
脚部全体の装甲形状や脚部ニースパイクも刷新され、耐弾性の向上と軽量化を達成。
総じて外観上は原型を留めていないほどの別機体に生まれ変わった結果、機動性も原型機から向上した。
「Ez8」は「EXTRA-ZERO-EIGHT」の略である。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・ビームライフル
・100mmマシンガン
・ビームサーベル刃×2
・改良型シールド
・パラシュートパック
・持ち手（右1）
・握り手（左1）
プロポーションをグルリと。
変に弄ったりせずシンプルで良いプロポーションですね。
各所アップ。
シンプルなカラーリングの機体なので、成型色だけで色分けはほぼカバー出来てますね。
大きく足らないのはロッドアンテナが真っ白なぐらい。
あと顎の赤い部分はシールになっています。
ホイルシールの他に、機体番号等のマーキングシールが付属。
RGガンダムと。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
二重ボールジョイント接続。
首周辺が詰まっているのであまり可動域は広くありません。
特徴的なフェイスガードは横を向いた際に襟との干渉が大きい。
胴の可動。
腹部と腰部の二箇所ボールジョイント接続。
バックパックが腰部と干渉しますが、なんとか反らせることも可能。
回転は反らせる際以上にバックパックが干渉しますが、なんとかジョイントが抜けないギリギリで回せます。
肩･腕の可動。
肩は根元が前方スイング＋ボールジョイント接続、肩アーマーが上下スイング、上腕が肩アーマー内部で上下スイング＋軸回転。
ジェスタから取り入れられた肩アーマーをベースに動く構造で、良く動きます。
肘は二重スイング。
手首はボールジョイント接続。
腰部アーマーの可動。
フロントは中央連結の分割可能なボールジョイント接続。
サイドはボールジョイント接続。
リアは固定。
下半身の可動。
股関節は軸が前後スイング＋軸接続＋上下スイング、腿が軸回転。
腰部アーマーの干渉はありませんし、スイング関節なので良く動きます。
膝は二重スイング。
膝アーマーがスイング。
足首は前後スイング＋左右スイング＋ボールジョイント接続、つま先スイング。
アキレス腱側のアーマーがボールジョイント接続、脛側のアーマーがスイング。
アキレス腱側のアーマーが動くおかげで横方向への可動域も十分に確保されています。
HGシリーズの1年戦争時代の連邦MSとは思えないほどの可動域。
総評。
関節構造は全てHGUC最新フォーマットになっており、かなりの高可動。
不便なのはデザイン的に横を向いた時に顎を引けない頭部ぐらいで、あとは何の問題もありませんね。
立て膝は問題なく。
以下、仕様や武装の紹介。
胸部装甲内はちゃんと作りこまれています。
パラシュート・パック。
バックパックのアームは上は差し替え（いちおう差し替えなくてもスイングのように展開可能）、下はスライド＋スイングで展開。
パラシュートパックは上のアームを挿し込み、パック側のピンでバックパックに固定、更に下のアームで閉じるとかなりガッチリ固定されます。
ベルトはカセットテープのような黒いテープ状の物が付属。
肩アーマーに通し、付属するシールを巻きつけて固定。
シールは4枚分予備が付属してます。
旧HG版だとちゃんとバックル式になっていたようなので、その辺は手抜き？
ちなみにバックパックは別売の陸戦型ガンダムに付属するコンテナにも対応しているそうで。
ビーム・ライフル。
右の付属の銃用持ち手で持たせます。
フォアグリップは可動しますが、左手で握ることは不可能。
100mmマシンガン。
ストックとフォアグリップが可動。
こちらのフォアグリップは細いので左手で握れます。
ビーム・サーベル。
脚部側面の装甲内にグリップが格納。
サーベル刃は1/144標準のが2本付属。
改良型シールド。
取り付け位置は2方向に可能。
シールド用のマーキングシールもあります。
以下、適当にポージング。
勝ったぞ！
以上、HGUCのEz8のレビューでした。
陸戦型ガンダムから6年の月日を経て、ようやくHGUCで立体化されたEz8。
この時代に立体化されたおかげで最新フォーマットで作られており、素晴らしい仕上がりになってますね。
造形面は勿論のこと、可動範囲も十分に確保されており。
付属品ではコンテナが陸戦型から流用前提になってしまっているものの、旧HGに続いてパラシュートパックが付属。
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