HGUCから「クロスボーン・ガンダムX1」のレビュー
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場するモビルスーツ。
キンケドゥ・ナウの搭乗機。
新生クロスボーン・バンガードが、木製帝国と戦うために調達したMS。
新生C・Vへの協力を決定したサナリィが、他惑星宙域への本格的な進出を前提として開発した試作機。
開発時の形式番号は「F97」だが、C・Vへ譲渡する際、製造元を秘匿するため、
機体番号の「XM-X（不明）」への変更や、“海賊”をモチーフとした意匠や装備も現地で施された。
本機の最大の特徴は、「ガンダムF90Y クラスターガンダム」に準じたコア・ブロックシステムの採用と、
背部に装備された4基のメインスラスターユニットがX字型に展開するブースターユニットである。
このブースターは、木星圏の高重力に対応すべく開発されたもので、当時のMSの標準的な機体重量を保ったままでの超高機動化を達成している。
本機はその挙動や武装の特殊性などから乗り手を選ぶ機体となっており、真価を発揮するか否かは、あくまでパイロットの技量にかかっている。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・バスターガン
・ビームザンバー
・ビームサーベル×2
・ヒートダガー×2
・足裏用ヒートダガー×2
・ブランドマーカー×2
・ビームシールド
・コアファイター
・交換用顔
・持ち手A（右1）
・持ち手B（左右各1）
プロポーションをグルリと。
細身でシンプルなプロポーション。
各所アップ。
キットはクロスボーン魔王をベースにしていますが、外装は大部分において新規造形になってます。
胸のマークはシール再現ですが、モールドは無くガイドが無いので中心に貼るのが難しい。
胸の白や、ダクト等の黒い部分など細かい部分を除けば、パーツ割＋シール再現で素組みでも十分な仕上がりに。
F91と。
ようやくHGUCでもこの2機が並べられました。
クロスボーン魔王と。
こう並べてみると魔王ってガッツリとカスタムされてますね。
可動範囲はクロスボーン魔王を参考にして下さい。
ROBOT魂版と。
魔王で並べたので、ついでに本家で。
顔はこのフェイスオープン時も付属。
ちゃんと目のシールは2つ用意されてます。
いちおうF91同様にヘルメットが外せる構造なのですが、顔のピンがギチギチでそのままではほぼ不可能。
説明書にもヘルメットが外せるみたいな記述がないですし。
容易に交換するためには、個々でピンを薄く削ってやる必要があります。
背部スラスターは全てボールジョイント接続。
バーニア部分は差し替えのような感じで動かせます。
コア・ファイター。
本体部分が別に付属しており、スラスターを本体から差し替え。
オマケみたいなもので真っ白ですが、スタンド接続穴は開いています。
バスターガン。
専用の持ち手が左右付属。
ビーム・ザンバー。
多い刃が迫力あっていいですが、相変わらずクルクル回ってしまうグリップと持ち手の相性の悪さが面倒。
ザンバスター。
変形or差し替えをしたバスターガンとビームザンバーを連結。
持ちやすいよう、手首が延長＆角度の付いた持ち手が右のみ付属。
ザンバスターとビームザンバーはそれぞれ両サイドアーマーにマウント可能。
ビーム・サーベル。
手持ち用が2本付属。
やはり肩の物は取り外せません。
ヒート・ダガー。
手持ち用、足裏用とそれぞれ2本ずつ付属。
ふくらはぎからの着脱ギミックはありません。
ブランド・マーカー、ビーム・シールド。
魔王には付属しなかった、本機の武装で唯一の新規造形。
腕のビーム発生器部分はスイング＋差し替えで前方へ展開可能。
ブランドマーカーは2つ、ビームシールドは1つ付属。
以下、適当にポージング。
クロスボーン魔王では抑え気味にした本家の武装でのポージングをガッツリ。
トビア代われー！的な。
ガングリジョ戦ぐらいしかX1のコアファイターのイメージが無い。
F91とF97。
2つの作品でシーブックは見事に系統の違う機体を乗りこなしましたね。
以上、HGUCのクロスボーンX1のレビューでした。
カスタム機であるクロスボーン魔王をベースに、HGUC化されたクロスボーンX1。
ベースキットの魔王の出来が良かったので、X1も非常に素晴らしい出来になりました。
可動範囲は相変わらず良好ですし、加工が必要なものの顔の交換などギミック面も良し。
武装は魔王にも付属していた武装に加え、ブランドマーカーにビームシールドまで付属。
シザーアンカーや、改用ではあるもののスクリューウェッブが無いのが少し残念ではあるものの、十分過ぎるほど満足の出来るキットでした。
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