HGBFから「クロスボーンガンダム魔王」のレビューです。


『ガンダムビルドファイターズ』に登場するモビルスーツ(ガンプラ)。
ヤサカ・マオの機体。
「機動戦士クロスボーンガンダム」に登場するクロスボーンガンダムX1を改造したマオの新たなガンプラ。
ガンダムX魔王の機能を継承しており、サテライトキャノンは胸のドクロ部に移植されている。
全身の各部にリフレクターも内蔵し、あらゆる戦場において、大出力のビームを放つ事が出来る。
世界大会で敗戦後に製作され、大会で得たレベルアップ要素が充分に盛り込まれている。
機体はガンダムX魔王より小型化されているが、パワーそのものは高くなっている。
武装も各種装備され、大型砲だけに頼らない多彩な戦闘が可能となっている。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・クロスボーン ガン&ソード(左右各1)
・ガン&ソード用ビーム刃×2
・バスターガン
・ビームザンバー
・ビームサーベル×2
・アームバック用ビーム刃×2
・アームバック交換用ビーム発生器×2
・ヒートダガー×2
・足裏用ヒートダガー×2
・持ち手A(右1)
・持ち手B(左右各1)
・ピース手(左右各1)




プロポーションをグルリと。

最近のキットらしい細身でシンプルなプロポーション。
胸のドクロの存在感が凄いです。






各所アップ。

HGBFの完全新規キットなので、構造はオールガンダムプロジェクト準拠。
機体各所のリフレクターは全てシールによる再現。
元々のパーツ割り+シール再現により、素組みでも十分すぎるほどの仕上がりに。



ガンダムX魔王と。

アフターウォーから宇宙世紀の「X」を持つガンダムに。
サテライトキャノンを内蔵した事でスッキリしました。



F91と。

クロスボーンの頭頂高はF91より若干高いはずなので、並べた際のサイズ感はバッチリです。



ROBOT魂(2014)版と。

あちらのレビューで並べられなかったので、こちらで。
プロポーションの違いが凄まじい。


下、可動範囲の紹介。


首の可動。

二重ボールジョイント接続。

干渉も特になく非常に良く動きます。



胴の可動。

腹部と腰部の二か所ボールジョイント接続。

引き出し気味にすることで前後にも大きく動くのですが、ストッパーが無いので特に腰部側がスポッと抜けてしまいやすいです。



肩・腕の可動。

肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕を挟む形で取り付け。
前方へはかなり内側まで動かせますし、上への上がり方も十分。

肘は二重スイング。

手首はボールジョイント接続。



腰部アーマーの可動。

フロントはボールジョント接続。
サイドは軸接続+上下スイング。
リアは固定。





下半身の可動。

股関節は軸が上下スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
開脚は楽々、腿上げも90度以上に行きます。

膝は二重スイング。

足首は前後スイング+ボールジョント接続+左右スイング。
カバーは足首の外側にボールジョイント接続。
接地性は抜群も抜群です。


総評。
動かない関節なんてありゃしないという程に素晴らしい可動域ですね。



立て膝も楽に。


以下、仕様や武装の紹介。


スタンド接続部分ですが、基本の股の他に、バックパックのカバーを外した所にも存在しています。
どうも別売のスカルウェポンの関係みたいですけどね。



スラスターは4基がそれぞれ軸接続+スイング。



スカルサテライトキャノン。

胸部のドクロを開くと砲門が現れます。
ゴッドガンダムのハイパーモードみたいに顔が思いっきり隠れますが。



両手にピース状態の手が付属。
マオらしい面白いオプションだとは思うのですが、遊びを入れる前にまず基本的な平手をですね・・・(苦笑





クロスボーン ガン&ソード。

マウントピンの位置違いで2丁付属。
銃身の位置は5段階に変えられます。

銃口に取り付けるビーム刃も付属。
これを取りつけるとかなりの長さに。

サイドアーマーにマウント可能。



バスターガン。

銃床の装飾のみ色分けされています。
特殊な形状のグリップの為、専用の持ち手が左右に付属。
握るのではなく、掌のピンで固定する形なのでしっかり保持されてます。



ビームザンバー。

ビーム刃に迫力があっていいです。
こちらはグリップが丸く専用の持ち手は無いので、クルクル回ってしまいやすい。




ザンバスター。

バスターガンとビームザンバーを連結。
これも通常の持ち手では構えられないので、専用の持ち手が右のみに付属。
手首がかなり長めになっているので、比較的真っ直ぐ構えられます。



ヒートダガー。

手持ち用、足裏用にそれぞれ2本ずつ付属。
ふくらはぎからの着脱ギミックまではありません。



ビームサーベル。

肩からのグリップの着脱ギミックはオミットされており、手持ち用に2本付属。
持ち手を共通サイズにした為か、肩の物とグリップのサイズが明らかに違ってしまっています。





アームバッグ。

バックパックからアームが5軸で可動。
先端にはビーム刃を挿せます。
このビーム刃は1/100サイズの物になっています。
ビーム発生器はグレーの物も付属。


以下、適当にポージング。

















純正の武装はいつかベース機のレビューが出来る事を願って少なめに。


以上、HGBFのクロスボーン魔王のレビューでした。

(ビルド)ストライクに続き、HGBFからのキット化がされたクロスボーンガンダム(魔王)。
シンプルかつ良く動くAGP仕様のキットになっているので、非常に良い出来に仕上がっています。
可動域は本当に素晴らしい。
内蔵武装の展開、ベース機も含めた多彩すぎる武装群と、プレイバリューも尋常ではない事に。
何の文句も無い素晴らしいキットでした。


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