元祖SDガンダムワールドから「千生将軍」のレビューです。


『超戦士ガンダム野郎』に登場するSD戦士。
杉本ヒロシの機体。
暗黒SD連合に対抗するべく、横井画伯によって天地大河用に作られたオリジナルのSD戦士。
当初はヒロシに託されるが、後に大河も使用することになる。

プレミアムバンダイの魂ウェブ商店にて受注販売された、2017年1月発送商品。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横とパケ裏。



付属品一覧。

・千生爆弾
・刀+鞘4種×2
・持ち手(左右各1)
・平手(左右各1)
・スタンド接続パーツ




プロポーションをグルリと。

昔ながらの2等身体型。
メッキがまぶしいです。





各所アップ。

ゴールドとオレンジはメッキ。
それ以外の成型色は赤とグレー。
手はPVC製。
赤い部分はシール補完がかなり多く、素組みでの完成度は高いです。
前のガンキラー同様、ポロリが頻発する部位があり接着は必要。



ガンキラーと。

全体的にかなりのボリュームが。



最近のメッキと言えばで。

プロポーションの違いが凄い。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2重ボールジョイント接続。

干渉が凄まじくどの方向にも動かしにくいです。
特に横を向く際は、メッキが剥がれるんじゃないかというぐらい兜と肩アーマーが擦れます。



胴の可動。

腰部が軸接続。

ここはストレス無く動かせます。



肩・腕の可動。

肩がボールジョイント接続で上下スイング、上腕が軸接続。
肩アーマーは上腕を挟む形で取り付け。
兜と肩アーマーの干渉が酷く、腕を上げるのが困難。
上腕の回転も削らないとギチギチで回りません。

肘がスイング。

手首がボールジョイント接続。




下半身の可動。

股関節が上側にボールジョイント接続。
開脚はそこそこできますが、前には全く上がりません。

足首がボールジョイント接続。
開脚に見合うぐらいには動きます。


総評。
前のガンキラーはデザイン的なこともありそこそこ動きましたが、こちらはストレスなく動かせる部分がほぼありません。
昔ながらのSDやBB戦士に毛が生えた程度の可動域。


以下、ギミックや付属品の紹介。


スタンド接続は股にジョイントパーツを取り付け。





刀。

バックパックのマウント部分は3軸可動。
刀と鞘は長さやデザインが異なる構成で4本ずつ。
隙間があるので、若干ですが角度を付けられます。




種子島武衛須馬(タネガシマヴェスバー)

アームは4軸可動。
腕の可動域的に干渉を避けるのが大変。
アームもポロポロ抜けますし。

砲口には刀を挿せます。



千生爆弾(センナリボンバー)

本体に対してかなりの長さがあり両手持ちも可能。


以下、適当にポージング。









動かしにくいけど、見た目はカッコ良いですね。



ガンキラーをやっつけろ。


以上、元祖SDの千生将軍のレビューでした。

シリーズ再開後第2弾は千生将軍。
今まで立体化されていなかったザクレロトップでの立体化とのこと。
メッキをふんだんに使った見た目は非常に豪華ですね。
ただ可動面は厳しいの一言しか無いです。
付属品やギミック面は揃っており、プレイバリューは十分。
見た目は良いですし、動かすことに一切の期待さえしなければ、大いに満足できる仕上がりといったところ。

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