元祖SDガンダムワールドから「ガンキラー」のレビューです。


『超戦士ガンダム野郎』に登場するSD戦士。
狼馬が全国のG研メンバーから奪ったSDスピリットを集めて完成させた機体。
狼馬の機体は赤色で、黒い機体は量産型。
SDスピリット指数1000と破格の数値を持ち、圧倒的な性能を持つ。
多彩な武装を持ち、腕と脚を伸ばすことや上半身のみで稼動する事も可能。

プレミアムバンダイの魂ウェブ商店にて受注販売された、2016年8月発送商品。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横とパケ裏。



付属品一覧。

・キラーソード×2
・ギロチンバグ×2
・トゲパーツ×2
・フレキシブルアーム×2
・フレキシブルレッグ×2
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

作中のイメージから考えてもかなり良いプロポーションかなと。





各所アップ。

成型色は黒、赤、青、金、銀の5色。
関節にポリキャップはないので、ほぼオールプラ製。
コレクターズ事業部としてSDXとの繋がりということなのか、手だけはPVC製になっています。
シール使用箇所は肩、肩のトゲ、フロントアーマー、足の赤。
パーツ構成はかなり細かく、シールと合わせて塗装が必要ないほどの完成度です。
ただ接続ピンが小さい部分も多く、接着しないとポロリ頻発する箇所も多々。



LBB武者と。

単純なサイズは同じぐらい。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2重ボールジョイント接続。

比較的動かしやすいですが、横だけは後頭部と肩が干渉してしまい制限がキツいです。



胴の可動。

腰部が軸接続。

少し引き出せば制限なく回ります。



肩・腕の可動。

肩(上腕)がボールジョイント接続で上下スイング。
肩アーマーは上腕を挟む形で取り付け。
ボールジョイント的な可動は無いに等しいので、基本的に腕は上か前に上げる形。

肘が軸接続+スイング。
90度ほどの曲がり。

手首がボールジョイント接続。



腰部アーマーの可動。

フロントが左右連結で上下スイング。
サイドがボールジョイント接続。
リアは固定。




下半身の可動。

股関節が上側にボールジョイント接続。
BB戦士と同じ配置ですが、可動域はあちらよりも狭く同じ感覚で動かしているとすぐ抜けます。

膝が軸接続+スイング。
90度は曲がりません。

足首がボールジョイント接続。
足の上の銀色の部分を外すと横の可動域が広がります。


総評。
かつての元祖SDを知らないので比較ができないのですが、肘や膝が曲がったりと関節が多いので間違いなく進化はしているんでしょうね。
ただ最近の高可動なBB戦士が頭にあると、どうしても物足りなく感じたりもしますが。


以下、ギミックや付属品の紹介。


フレキシブルアーム、フレキシブルレッグを装着。

アームの方は上腕と前腕の間に延長パーツを挟みます。
レッグは単純に腿部分を交換。



ギロチンバグ。

肩にはトゲパーツを取り付け可能。

ギロチンバグは3mm穴があるのでスタンドで飛ばせます。



キラーソード。

平手に取り付け。
かなり細いので扱いが怖い。


以下、適当にポージング。











手足が伸びたり上半身だけで飛んだりと、遊び甲斐ありますね。


以上、元祖SDのガンキラーのレビューでした。

約20年ぶりにシリーズが再開された元祖SDシリーズの最新作。
最新技術のキット構成により、素組みでもかなり高い完成度になってますね。
関節面も考えられており、最近のBB戦士ほどでないにしろちゃんと動かせます。
付属品は特徴的な物は網羅されており十分。
唯一の難点は、シリーズ終了前から比べ物にならないほど跳ね上がった価格でしょうか(苦笑
発売元はコトブキヤなのかなとか思ってしまいます。

ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)