figmaから「T-elos」のレビューです。


『ゼノサーガ』に登場するキャラクター。
巨大複合企業ヴェクター・インダストリアルの対グノーシス計画「プロジェクト・ゾハル」により開発された、最新型の戦闘用アンドロイド。
「テロス」は古代ギリシア語で「究極の状態」や「無限の力」を意味し、その名前に違わずかつては戦闘力でKOS-MOSを大きく上回っていた。
KOS-MOSとは異なり感情を表に出し、高圧的で、破壊行為を楽しむ残忍な一面がある。
KOS-MOSに宿る「ある物」を手に入れるため執拗に攻撃を仕掛ける。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ横。




付属品一覧。

・ハンドガン
・ビームソード刃
・交換用顔A
・交換用顔B
・交換用額パーツ
・交換用胸部パーツ
・持ち手A(左右各1)
・持ち手B(左右各1)
・平手A(左右各1)
・平手B(左右各1)
・スタンド延長パーツ
・スタンド
・収納袋




プロポーションをグルリと。

前のKOS-MOSに続いて、プロポーションに各部ユニットと非常に良い出来です。

ヒールが小さいこともあり、KOS-MOSよりも自立のバランスは悪い。
こういう形で真っ直ぐ立たせることはほぼ不可能。
ある程度バランスを取ってやれば補助無しで立てないことも無いですが。






各所アップ。

額にはクリアーパーツ。
髪の毛はクリアーパーツに塗装がされており、後ろ髪は先端側がグリーンでグラデーションとアレンジされてます。

顔はKOS-MOSとは異なるキツさがちゃんと出ているかなと。

塗装精度は目立ったハミ出しなども無く非常に良好です。
KOS-MOSでは汚れがかなり目立ったのですが、今回はそういった問題も特に無し。
右脚にちょっと塗装が飛んでるぐらいですかね。

見えにくいのですが、腰のパーツ部分にもT-elosと刻印されてます。



KOS-MOSと並べて。
脚部のボリューム分だけ少し小さめです。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

スイングジョイントで軸接続。

横の回転がどうも首の造形の関係で回しにくいです。
軽く削ってやると回るようになりますが、そこら辺は自己責任で。



胴の可動。

胸部が二重ボールジョイント接続。

デザイン的にもKOS-MOSと同じぐらいですかね。



肩・腕の可動。

肩はスイングジョイントでボールジョイント接続、上腕が軸回転。
KOS-MOSには上腕のユニットの回転がありましたが、今回はどうやら接着されている模様。
前は今回もあまり動きません。

肘はスイングジョイントで軸接続。

手首は軸接続+スイング。
KOS-MOSと違い付属する手は全てスイング有りです。




下半身の可動。

腰部がボールジョイント接続、股関節は軸がボールジョイント接続+軸回転。
股関節周りの素肌むき出しというデザインの関係なのか、それとも赤いユニットの造形の関係なのか、腿がほぼ上がらない作りになっています。
KOS-MOSとは異なり、腿も複雑なデザインの為可動ポイントでは無くなっています。
あと左足は開いた際に隙間が出来やすい。

膝はスイングジョイントで軸接続。

足首はスイングジョイントで軸接続。
KOS-MOS同様におまけみたいなものですね。


総評。
基本的にはKOS-MOSとそう変わらないのですが、股関節周辺は大幅に劣っていますね。
これ以上は動かせるようにするとデザインが壊れてしまうので仕方の無い部分ですが。



腿が上がらないので立て膝は困難。


以下、仕様や武装の紹介。


スタンドの延長パーツが付属。
無くても別に構わないのですが、このパーツは汎用性が高いので付属してくれるのはありがたいです。



顔は笑った顔と、叫び顔の2種類の交換用が付属。
T-elosと言えば狂気的な笑みがイメージにあるのですが、正直これは優しすぎるなと。

額パーツは交換でバイザーを下ろした状態に。
勿論こちらもクリアーパーツを使用。

KOS-MOSはファティマでしたけど、T-elosは普通にバイザーなんですかね。



髪の毛はKOS-MOSと同じで、左右それぞれスイングジョイントで軸接続。



相転移砲(U・TENERITAS)

胸部パーツを差し替えで展開。
KOS-MOSのように「ぷるんっ」と展開するデザインではないので、通常時と同じボリュームで問題ないですね。



ハンドガン(MAGDALEN 16)

細かく良い造形です。

KOS-MOSと違ってT-elosのは分かりやすい名前ついてますね。



ビームソード(L・BLADE)

左腕の手甲に取り付けます。
刃はクリアーパーツ。
ただこれを取り付けてから手を差し込むのが非常に困難。
無理やり挿して広がってしまうからなのか、刃が無い状態だと手首の軸がスカスカになったり。

手甲そのものを右腕に取り付ければ、設定とは違う右腕展開も可能。


以下、適当にポージング。












回し蹴り→踵落とし→踏みつけて撃ち抜く、とT・SKYLLAをやろうとしたんですが、なんか微妙な感じに(苦笑
あれは静止画で迫力出すのは難しい。



KOS-MOSから拝借。
1門でいいからT-elosカラーのが欲しかった。



「肉体」と「精神」



最近では何だかんだで共闘する作品も。


以上、figmaのT-elosのレビューでした。

以前のKOS-MOSが武装てんこ盛りと大ボリュームだったので、ボリューム感では劣りますが、 肝心の出来自体は相変わらず良いですね。
造形面は笑みの表情を除けば文句なし。
可動面は仕様がないデザイン制限を除けば十分。
付属品は出来ればガトリングが1つでいいから付属してくれると良かったのですが、パッケージサイズとかの関係もあるんですかね。


ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)