figmaから「KOS-MOS Ver.4」のレビューです。


『ゼノサーガ』に登場するキャラクター。
巨大複合企業ヴェクター・インダストリーで造られた、対グノーシス戦闘用アンドロイド。
コミュニケーションを円滑にするという目的で模擬人格OSを搭載している。
機械的な喋り方であり心は持たないはずだが、時折、人間の女性と同じように感情を揺るがせ、優美で穏やかな口調に変化することがある。
テスト用の躯体であるVer.1、実戦用のVer.2、Ver.2の改良型Ver.3と躯体を移行。
T-elosとの激戦を経て現在のVer.4に改修した。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。




付属品一覧。

・ハンドガン
・ハンドバルカン×2
・ハンドバルカン用エフェクト×2
・ハンドバルカン用スタンド×2
・ハンドソード
・ドラゴントゥース
・ドラゴントゥース用刃
・交換用顔
・交換用額パーツ
・交換用胸部パーツ
・持ち手A(左右各1)
・持ち手B(左右各1)
・平手A(左右各1)
・平手B(左右各1)
・スタンド
・収納袋




プロポーションをグルリと。

各部ユニットの造形などキレイで非常に素晴らしい仕上がりですね。

ボリュームのある髪にヒールと自立の安定感は皆無です。
なんとかバランスを取れば補助無しでも立てますが。






各所アップ。

顔はKOS-MOSの無機質な表情が良く出ているかなと。

塗装は全体的に細かいデザインながら良い方かと。
ただ塗り分けとは別の部分で雑な仕上がりでしたが。
胸の水色部分に金塗装が飛んでしまっているし、撮影前に削りましたが黒い点々の汚れがかなり付着してました。

髪の毛はクリアー製で塗装されています。
胴の服状の部分は柔らかい軟質素材。
間から腿が見えるのですが、思いっきり胴との間に隙間があるので気にすると気になりますね。

あと各部に文字やマークが細かく印刷されてます。



適当に並べて。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

スイングジョイントで軸接続。

頭部側は髪の毛に斜めの角度で入ってます。
髪の毛の関係で上は向きにくいですが、それ以外は十分。



胴の可動。

二重ボールジョイント接続。

二重ですがそれなりに詰まっているのでそこまでは動きません。
保持力は少し弱めで、勝手にダレることはないですが少しの干渉で曲がりやすい。



肩・腕の可動。

肩はスイングジョイントでボールジョイント接続、上腕が軸回転。
上腕のアーマー部分も独立して回りますが、かなり固くあまり実用的でないです。
上腕のユニットが髪の毛とかなり干渉しやすいので、もう少し簡単に回ってくれると良かったのですが。
前はデザイン上かなり厳しい。

肘はスイングジョイントで軸接続。

手首は軸接続+スイング(スイングは物によって無し)
前腕のアーマーは回ります。





下半身の可動。

腰部がボールジョイント接続、股関節がボールジョイント接続+軸回転、腿が軸回転(黒と白の境目)。
ボールジョイントで軸の位置をずらせますが、あまり恩恵は無いです。
開脚や腿上げはデザインの違いで右脚と左足に差があります。
まぁ左脚側もさほど可動域は落ちませんけどね。
可動に際してサイドアーマーもスイング。

膝はスイングジョイントで軸接続。
今回はちょっと曲がりにくい。

足首はスイングジョイントで軸接続。
まぁスタンド補助無しで立たせること自体が無謀なので、ここの可動はオマケでいいかと。


総評。
デザイン上制限を受ける部分もありますが、基本的に必要な可動範囲は確保されているかなと。



立て膝はこのぐらい。


以下、仕様や武装の紹介。


交換用の顔は青い瞳の微笑んだマリア顔(左向き)が付属。

額のユニットを差し替えることでファティマ・グラスモードを再現。
センサー部分にはクリアーパーツ。

額のってファティマって名前だったんですね。



後ろ髪は左右それぞれがスイングジョイントで可動。



相転移砲(D・TENERITAS)

胸部を差し替えて発射状態を再現。
通常時と違って金塗装が飛んでおらずキレイです。
ただ胸があまりにものっぺりしていてボリュームが薄いのが残念。



ハンドガン。

塗装にマークと細かくキレイな造形。
左右どちらでも持てますが、緩いのでグラグラします。
ちなみに全武装で使うことになる銃用の持ち手はスイングがありません。

ハンドガンって何か名前無いんですかね。
調べたらVALKYRIEと書いてあるとこもあるのですが、ムゲフロとかPXZとかやってると何か違う気もするし。




ハンドバルカン(F・GSHOT)

2門付属。
メタリック塗装がビッシリ施されており良い造形です。

それなりに重いのですが、銃身を体のどこかに引っ掛けるなどすれば保持は十分に可能。
体をスタンドで補助してあれば倒れることも無いですし。
バルカンそのものに挿す補助スタンドもありますが、ただの棒なのでなんとも(苦笑

銃口に取り付けるエフェクトパーツが付属。

余談ですけどバルカンなのかガトリングなのか良く分からない(笑



ハンドソード(R・BLADE)

肘から抜いて差し替え。
これにもジョイントはあるので肘と同様に可動可能。
基本的に右腕の装備(R=RIGHT)ですけど、左腕にも取り付けられます。




DRAGON・TOOTH。

バルカンに比べて体に引っかかりにくいので、非常にグラグラします。

差し替え+刃パーツ取り付けでセイバーモードに。
刃は薄く軽いので問題なし。
ただ展開するとユニットが後方に伸びてかなり構えにくく。


以下、適当にポージング。
















D・TENERITASの締めの左足のナイフが抜けると尚良かったなと。
まぁ細かい話ですが。



プロジェクトクロスゾーンにて共演。
作品内では同世界観に存在するアンドロイド同士。


以上、figmaのKOS-MOSのレビューでした。

可動物でありながらここまで造形も素晴らしい仕上がりは、さすがfigmaといったところ。
その可動もデザインの制限は最小限に十分に動かせますし。
付属品の量も特徴的な物は一通り揃っており満足。
武装の出来もかなり良かったですし。


さすがに1年半以上も経過したらまともな価格では無いですね(笑

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