フレームアームズから「エクステンドアームズ03 〈EXF-10/32 グライフェン拡張パーツセット〉」のレビューです。


『フレームアームズ』に登場するフレームアームズ。
従来機拡張計画(EXプロジェクト)のもと、前線には短期間で多種多様な拡張装備が供給されが、
大半は試作品や予備パーツを流用したもので、1ユニット当たりの生産数はごく限られたものった。
一方で圧倒的普及率を誇った拡張ユニットも存在し、それがマス・アームドユニット「EXU-03」である。
EXU-03が大量要求を実現した背景には、元となった機体「EXF-10/53(アーマーグライフェン)」の存在があった。
局地戦用として採用された「EXF-10/32(グライフェン)」の現場からの評価が高まるにおよび、陸戦及び空間戦闘に対応したEXF-10/53の開発が進められたが、
EXF-10の開発メンバーと防衛機構との軋轢から、開発メンバーはその職を剥奪され、生産設備も凍結されてしまう。
機体の完成度とは全くかかわりの無い事象により悲運な顛末を辿るはずだったEXF-10/53だが、
EX計画の発動により、拡張ユニットとして再び日の目を見ることとなった。
即時生産可能な設備の存在が決め手となり、首脳陣も忸怩たる思いで決定を下す。
こうして、短期間で劇的な生産数を確保したEXU-03は、その元機体であるEXF-10/53とともに前線へ配備され、多大な貢献を果たすこととなる。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ横。

今回はボリュームが多いので、パッケージも普通にガンプラHGサイズぐらいあります。




アーマーグライフェン。

バーゼラルド→ゼルフィカールのように、この状態はアーマーグライフェンという別機体という扱い。







各所アップ。

セット内容としてはアーマーグライフェン用装甲+各種武装という構成。
装甲部分で新規造形なのは、頭、胸、肩、脛、足になっています。
ただこれを組み上げるにあたり、グライフェンはかなりの部分を分解する必要が。
腕は装甲をバラさないといけませんし、脛はフレームのみになるぐらいまで分解し、膝も一度抜きます。
このあたりをもしも塗装用などで接着してしまっていたら、組み上げるのは不可能かと。
自分は膝関節が抜けなかったので、別の機体から膝関節のみを流用してます。

頭部にはクリアーパーツ。
本来のカラーリングはオレンジですが、塗装用の為に無色になってます。



頭部バイザーが開閉。



背中やふくらはぎには新たにスラスターが増設。

グライフェンの時には使い道の無かった背中のジョイントが意味を成しました。



20mmリボルバーカノン。

中央ジョイント、砲身×2、マガジン(?)×2で構成されてます。
中央のジョイントは完全にグライフェンの腕部の形状に合わせて作られているので、他へは使いにくそう。



フットクロー。

足はクローになっており、つま先側2つと踵が可動。

足首の可動ですが、グライフェンと違い横へはほとんど動きません。
その為、接地性はかなり微妙。



ミサイルコンテナ(以下同)

胸はハッチが上下に展開。

以下全てのコンテナが同様に、弾頭は別パーツ化されておらずグレー一色です。



肩はアーマーに軸接続+スイング。
ハッチは90度展開。



腿は肩同様に軸接続+スイング。
こちらはこの可動のおかげで脚部可動への干渉を減らせます。
ハッチは肩以上に開けます。



脛はハッチが上下に展開。



腿裏はグライフェンのハイドロジェットユニットが取り付けられていた場所に。
ジョイントで接続されているので、3方向に動かせます。。
ハッチは表裏に展開。



脛のコンテナは、差し替えでシールドに出来ます。
フック部分はふくらはぎから移動。



シンプルなジョイントが4本付属。
これを使用することでミサイルコンテナを自由に取り付けられるようになります。


以下、適当にポージング。









グライフェンのミサイルランチャーも合わせて全弾発射な。

グライフェンと違い足が全然動かないので、接地ポージングはやり難いですね。



スティレットにミサイルコンテナを装備して、バルキリーのアーマードパックっぽく・・・なってないか(笑




現地改修の殲滅装備型バーゼラルド(自己設定)。
撃ちつくした後はコンテナ捨てて、通常戦闘みたいな?
全然関係ないんですけどフルアーマー電童を思い出した。



武器庫といったらやはりこの人でしょう(笑


以上、フレームアームズのエクステンドアームズ03のレビューでした。

EXシリーズ第3弾は、シリーズ中でも独特のデザインのグライフェンの拡張パーツ。
今回はグライフェン用の装甲も多く含まれており、特に専用というイメージが強いですね。
ただその分、外部からの拡張ではなくなったため、装甲を大幅に分解する必要があるという事態に。
プラモデルは様々な事情で接着することも多いので、こういうのはちょっと厳しい。
とは言え全てが全て専用というわけではないので、従来通りに色んな機体に転用することも大いに可能。
ミサイルコンテナは接続が簡単なこともありますし。
出来としては特徴のミサイル弾頭の色合いが再現されておらず、一体成型により塗装も面倒なのが残念かなと。


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