フレームアームズから「エクステンドアームズ02 〈YSX-24 バーゼラルド拡張パーツセット〉」のレビューです。


『フレームアームズ』に登場するフレームアームズ。
新型汎用FA開発計画(SXプロジェクト)で試作されたYSX-24(バーゼラルド)は機動力・運動性において高い性能を示したが、
外観に反し防御力が低く、当面の運用については対NSG-X1(フレズヴェルク)専用機として他機との連携が前提とされ、
主力機としての運用にまだ改善の余地を残していた。
その後様々な改良が試みられる中で、装甲の追加によって防御力を強化するプランから、マス・アームドユニット「EXU-02」が生み出される。
実質的にYSX-24の強化装備だが、SX計画自体が現場から反感を持たれていた状況を鑑み、
従来機拡張計画(EXプロジェクト)の一環である「FAの宇宙用追加装備」という名目で開発が行われ、
仕様上でも増加推進器の他、大型シールドとしても運用できるよう設計がなされている。
「YSX-24RD ゼルフィカール」として完成した機体は要求性能こそ満たしたものの、
ユニット数増加による生産性の低下がネックとなり制式化には至らず、後にエースパイロット用のワンオフ機として前線部隊に編入された。
一方、EXU-02はFAの強化ユニットとして高い評価を獲得、「EXU-02 ブラストシールド」として制式採用されている。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



セット内容。





ブラストシールドType1(左)、Type2(右)

バーゼラルドとの親和性を考慮し、前のEX01とは違いマルチカラーキットになっています。
素組みでも十分な仕上がりなのですが、頭部パーツのグリーン部だけは色分けされていません。

ブラストシールドとしての持たせ方は、3mm軸でそのまま取り付けるか、軸にグリップパーツを取り付けて手に持たせるかの2択。
見た目通りかなりの重量があるので、装備させるとかなりバランス悪くなります。

4枚のシールドは全て軸接続+ボールジョイントなので、開いて展開状態のような遊び方は可能。




バーゼラルドに装着させるにはここまで分解。
シールドのベースと、Type2の胸部パーツをマウントしていた部分は不要。








YSX-24RD ゼルフィカール。
今回は装着状態は別機体という扱いらしいです。

バラしたブラストシールドを機体各所に乗せていきます。
顎のみゼルフィカール用の物に差し替え。

シンプルなプロポーションだったバーゼラルドが一気にゴテゴテになりました。
装備させると頭部のグリーン部の色分けがないのがかなり寂しい。
背中のブースターだけがかなり外れやすいです。
各ユニットの接続軸が浮いているのが見た目的に少し微妙かな。


以下、適当にポージング。








シールド+バラして増加装甲というキットなので、なかなかバリエーションが出しにくい。

ゼルフィカールの増加装甲は基本的に可動を阻害しない配置にはなっていますが、
横に伸びた頭部と、足の内側のスラスターが少し干渉気味。



輝鎚に装備させて防御特化装備な感じで。



EX01、EX02を適当に組み合わせてみる。

何気にシールドのベースパーツもアイデア次第では有効に使えるアイテムかもしれないですね。


以上、フレームアームズのエクステンドアームズ02のレビューでした。

EXシリーズ第2弾は発売されたばかりのバーゼラルドの拡張パーツセット。
大型のシールド2枚と、それをバラして増加装甲として装備するというかなり思い切った内容。
バーゼラルド用に作られただけあり素組みでも十分にカラフルな仕上がりですし、
想定されているギミック面はしっかりと再現されており良い出来です。


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