フレームアームズから「エクステンドアームズ01 〈RF-9 レヴァナントアイ拡張パーツセット〉」のレビューです。


『フレームアームズ』に登場するフレームアームズ。
NSG-X1(フレズヴェルク)に対抗するべく発動された「SXプロジェクト(新型FA開発計画)」に補充予算の多くが割かれ、
戦局の長期化に伴い、消耗の激しい最前線は補給物資の不足により苦境に立たされていた。
苦肉の策として、FA開発史初期に大量に生み出された試作パーツや装備品を、現行FAの追加装備として配備する従来機拡張計画「EXプロジェクト」が立案される。
EX計画で供給されたマス・アームドユニット「EXU-01」は、元々偵察用であったRF-9(レヴァナントアイ)を対FA戦向けにチューンする物で、
RF-9では露出していたフレームの強化をメインに構成されている。
コンセプトモデルでは現場の戦意高揚の為、あえてアフェクティブな意匠(鎧武者をモチーフにした外観)が盛り込まれていたが、
実際に運用される際は、作戦内容に応じて装甲・武装がカスタマイズされるのが常だった。
武装面に関してもその大部分が試作品の流用という事もあり、非常にコンセプチュアルかつ実験的な装備が多い。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



セット内容。






プロポーションと各所アップ。

レヴァナントアイをベースに、各パーツを装備させていきます。
頭部、足は差し替え。
胴、肩はそのまま取り付け、腿は茶色の装甲を外し取り付け。
バックパックはレドームとセンサーボードを組み替えて、追加パーツの上に取り付け。

頭部はクリアーパーツを使用。
テストショットだと白いので白成型だと思ってましたが、これは塗装前提ってことでしょうね。

足はかなり鋭角なヒール状になっているので、接地補助用のクリアーパーツが付属。
ボールジョイント可動するので接地対応はさせやすいですが、かなりグラグラ。
その為、機体全体の安定感はかなり悪いです。

最近の改良されたFA用の手も付属してます。
色がフレーム色と合ってないのでアレですが、これも塗装しやすいようにってことでしょうか。





首は変わらずボールジョイント可動。

ただ頭部と首が思いっきり干渉しておりほとんど動きません。
引き出してやれば制限はかなり無くなるのですが、問題は引き出した状態で固定されないデザインであること。
いっそ頭部内を削ってやって自由な引き出し位置で止まるように調整するといいかも。



胴は追加装甲で固定されたので、動くのは腰部側のジョイントのみ。

押し込んだ状態だと装甲が邪魔で全く腰が回りません。
軽く引き出せば何とか回せます。



肩は装甲が頭部に干渉するので、オリジナルほど無茶な上がり方はしません。
アーマーと更にアーマー下部はそれぞれボールジョイント接続なので、ある程度は動かせます。



足のジョイントはオリジナルと同様なので、可動域は十分に確保されてます。
前述の通りクリアー台座が緩いので派手なポージングは厳しいですが。



立て膝は辛い。



4連装ニードルガン。

肩アーマーを開いて展開。





ハイドシース・カノン、スラッシュエッジ。

銃、刀、鞘と2セット付属。

鞘は接続用パーツを上下どちらからも取り付けられるのですが、上からの場合は鞘の自重で落ちてしまいます。
鞘は展開できるようになっており、独特な抜刀ポーズが可能。
銃はグリップを畳んで鞘の先端に取り付けます。



新規造形で角度の付いた持ち手が付属。




パケ写や公式写真などに鞘を背中に背負ったパターンがあるのですが、
センサーボードのジョイントパーツをこんな感じに使った感じですかね。

銃を鞘に取り付けたままの展開(ヴェスバーみたいな)ですが、微妙にデザインが合っておらずそのままだと鞘の保持力がかなり厳しいです。
ジョイントパーツを少し削って鞘がしっかり固定できるようにしてやればなんとか。


以下、適当にポージング。









鞘を背中に背負ったパターンでポージングしてみました。
これだと独特な抜刀やヴェスバー展開と差し替え無しで一気に全部出来るなと思って。
ただ背中に鞘を背負うと背中側が重くなって腰の保持力が厳しい。



全パーツを使用せず、オリジナルの要素を残した感じで。
肩アーマーの増設でここにライフルを取り付けられるようになったのが良いなと。



輝鎚に装備させてみる。



ゼファーに装備させてみる。


以上、フレームアームズのエクステンドアームズ01のレビューでした。

急ごしらえの現行機の改良計画というストーリー設定のもと作られた、既製品の拡張キット。
第一弾はオリジナルから独特なデザインだったレヴァナントアイ用の物。
偵察装備に車両ユニットと独特な外観だったレヴァナントが、見事に戦闘用の機体に生まれ変わりました。
日本刀、展開する鞘、鞘の先に付いた銃と武装もかなり攻撃的で挑戦的な装い(笑
こういう後付けの拡張キットがすんなり受け入れられるのは、完全キットオリジナルなこのシリーズならではですね。


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