フレームアームズから「白虎」のレビューです。


『フレームアームズ』に登場するフレームアームズ。
フレームアーキテクトTYPE001を超えるフレーム開発プランの中で、東アジア防衛機構キョウト研究所所属の研究者であるカワダ・シン博士によって、
フレームアーキテクトへのアンチテーゼの一つとして提案された試作FA。
低コスト・大量生産を必要とする民間用FAとは違い、高性能を求められる軍事用FAにおいては、
性能比のコストはフレームを使用しない新規設計のモノコック構造のそれに劣るのではないかという仮説からX-2<白虎>の開発が始められた。
だが、博士の研究はあくまで東アジア防衛機構のFA開発の下にあるものであり、博士の本意かどうかは不明ではあるが、
試作された白虎はフレームアーキテクトと新規機構のハイブリッドとなっている。
また、白虎は駆動骨格であるフレームアーキテクトTYPE001を大半の部位で使用せずに設計されたため、
干渉波の影響を受けずにレイファルクスに唯一対抗できるのではと目されている。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・レーザーライフル×2
・交換用グリップ×2
・レーザーキャノン用パーツ×2
・黒碩剣
・黒碩剣用マウントパーツ(左右各1)
・センサー(左右各1)
・背部マウントパーツ(左右各1)
・持ち手A(左右各1)
・持ち手B(左右各1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

フレームアームズらしさが微塵もないフレームアームズですね(笑





各所アップ。

フレームアームズですが、アーキテクトを使用しているのは胴体部分のたった1ランナーのみ。
その1枚のランナーですら半分ほど余剰パーツになりますが。

目が塗装済み。
素組みで足らない配色は肩アーマーの先端ぐらいで、十分すぎる仕上がりです。



シリーズ初期の轟雷系と。

とにかくデカい。
同じシリーズと言われても誰がそうだと思うのだろうか(笑


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2軸スイング+ボールジョイント接続。

従来のFAにはなかったスイングがあるので、可動域が広め。



胴の可動。

胸が前後スイング、腰がボールジョイント接続+前後スイング+軸回転。

従来のFAではできなかった腰を傾ける可動が可能に。



肩・腕の可動。

肩は根元がボールジョイント接続、上腕が軸接続+上下スイング+軸回転。
ここは従来のFAと同様の関節。

肘が2重スイング、前腕が軸接続。

手首がボールジョイント接続。
ここも従来のFAと大きく異なる点ですね。




下半身の可動。

股関節が斜めスイング+上下スイング、腿側が軸接続+上下スイング。
従来のFAは全くの別物の独特な構造の股関節。
開脚幅はさほど広くはありません。
腿上げは余裕。

膝が2重スイング。
あまり深くは曲がりません。

足首が前後スイング+軸接続、つま先と踵が軸接続。
横への可動はつま先と踵を動かす形ですが、踵の可動域が狭いので、ほとんどつま先のみで体を支える形に。


総評。
アーキテクトに縛らせないおかげで多角的な可動ができるようになった部分が多いなど、なんとも皮肉的な高可動ですね(笑
ただ足首周りはデザイン段階からもう少しどうにかしてほしかったですが。



立て膝は余裕。



開脚幅が気に入らなかったので、腿側のカップの可動域が広がるよう、干渉してる角を削りました。


以下、ギミックや付属品の紹介。


フェイスガードの下には勇者系なフェイスが隠れています。



背部スラスターがスイングジョイントで可動。



センサー。

左右2セット付属。
バックパックサイドに取り付け。
可動部分は下記のレーザーキャノンのマウント部分でもあり、3軸可動。



レーザーライフル。

2セット付属。
各種パーツを外すことでハンドガンにも。



レーザーキャノン。

レーザーライフルからパーツを差し替え。



黒碩剣。

刃部分がクリアーパーツ。
思いっきり逆向きに持たせてましたね(苦笑

挟み込むタイプのマウントパーツも左右用付属。


以下、適当にポージング。












レーザーライフルの3パターンの装備が色々と遊べますね。


以上、FAの白虎のレビューでした。

新川洋司氏がデザインした新機軸のフレームアームズ。
アーキテクトをほとんど使わないことによる一線を画したデザインが特徴的ですね。
可動面もアーキテクトを使わないことで従来にはなかった可動ができたりと良い恩恵が。
武装は3パターンが作れるライフルが2セットに刀剣武器と、プレイバリューも十分。
アーキテクトに縛られないという、フレームアームズの新しい可能性の見えたキットでした。


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