S.H.Figuartsから「ゼロ」のレビューです。


『ロックマンゼロシリーズ』の主人公。
かつてイレギュラー戦争で活躍し、英雄と呼ばれた伝説の紅きレプリロイド。
地下の研究所に封印されていた所をシエルに発見され、100年の眠りから目覚める。
目覚めた時には過去の記憶が失われていた。
シエルらレジスタンスと共に、ネオ・アルカディアとの戦いに身を投じていくことになる。

プレミアムバンダイの魂ウェブ商店にて受注販売された、10月発送商品。
お値段4860円。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・バスターショット
・ゼットセイバー
・トリプルロッド
・シールドブーメラン
・交換用顔
・持ち手A(左右各1)
・持ち手B(左右各1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

ゼロシリーズの特徴的で独特なプロポーションが見事に再現されています。
髪の毛がシャープなのがいいですね。






各所アップ。

額にクリアーパーツ。
目はプリント済み。
ヘルメットと顔の中心がちょっとズレているのが残念。

髪の毛はプラ製でかなり軽く、本体と違いツヤ消し仕様になっています。
本体の塗装は淵の処理が若干雑な部分も。



Xシリーズのゼロと。

本当はTYPE2と並べるのがいいんですが、そっちは買っていなかったので。
しかし同一人物とは思えないほどのデザインの違い。
内部設定ではボディデザインは変わっていないとのことらしいですけどね。



コトブキヤ版と。

こう並べてみるとやはりブキヤ版は頭大きいですねぇ。


以下、可動範囲の紹介。



首の可動。

根元が前後スイング、頭部がスイングジョイントで軸接続。
髪の毛は後頭部下に二重スイングジョイントで軸接続、先端が左右それぞれスイング。

髪の毛で制限されてしまうので上はあまり動きませんが、それ以外の可動域はかなり動きます。
髪の毛はプラ製で非常に軽く可動個所も多いので、Xシリーズのゼロとは比べ物にならないほど扱いやすい。
ただジョイントの軸が短いせいで、ポージングの際に干渉でポロポロ外れてイライラするという問題はありますが。



胴の可動。

胸部と腰部の二箇所ボールジョイント接続。

可動域が大きいのは胸部の方で、ほぼ全ての方向への可動は胸部がになっています。
細身という事もあり、可動範囲はかなり広いです。



肩・腕の可動。

肩(上腕)はスイングジョイントでボールジョイント接続。
肩にアーマーが無く剥き出しなので、干渉されることも無く非常に良く動きます。
特に前方への可動域が凄まじく広い。

肘は二重スイング。

手首はスイングジョイントでボールジョイント接続。





下半身の可動。

股関節は軸が上下スイング、腿がボールジョイント接続+軸回転。
開脚も腿上げも申し分なく動いてくれます。

膝は二重スイング。

足首は黄色い部分の上が左右スイング、黄色い部分の下で軸接続+前後スイング+左右スイング、つま先がスイング。
前後左右と動いてくれるのですが、正直横への可動域はもう少し確保して欲しかったなとも。


総評。
フィギュアーツの中でもトップクラスの細身なので、可動域はかなり広めですね。
髪の毛の仕様がXシリーズから改善されたのが好印象。
ただ実際に動かして派手なポージングをすると意外にキレイに接地してくれなかったりするので、足首の可動域はもう少し確保して欲しかったですが。



立て膝は容易。


以下、仕様や武装の紹介。


交換用の顔は左向きの叫び顔のみ付属。
ヘルメットの前面を外して交換。
写真だと右目の下に線が入ってしまってますが、うちの環境だとどうしてもあんな感じに反射してしまいました。
別に塗装が剥げているという事ではないです。

しかし足りない。全く足りない。
せめて目線が中央だったら汎用的に使えるのですが、左に固定されると本当に困る。
1つしか付属しないのなら目線は中央にしろと。
まぁそもそも交換用の顔が1つしか付属しないこと自体が論外なのですが。



バスターショット。

白成型で紺の部分が塗装。
固さのある立体物では非常に構えにくい武器ですが、手首の可動域が広めなこともあり腕に沿った感じで持てます。

ちなみに腿のゼットセイバーのグリップは左右ともに着脱可能。
小さいこともあり、外すのがかなり苦戦しますけど。



ゼットセイバー。

刀身はクリアー製。



トリプルロッド。

ゼットセイバーの形状違いという作り。



シールドブーメラン。

腕のアンクレットごと交換。
規格は共通なので左腕にも取り付け可能。

シールドはクリアー製で、特殊なデザインを塗装でキレイに再現しています。
アンクレットには軸接続されており、着脱も可能。


以下、適当にポージング。
















正面向きのポージングがちょっと困りますね。
まぁゼロは真顔で武器を構えた感じでも似合うので、なんとかならないこともないですが。


以上、フィギュアーツのゼロのレビューでした。

Xシリーズの続編ゼロシリーズの主人公ゼロが、プレバンの受注品として発売。
デザインが従来のロックマンタイプとは全くの別物なので、フィギュアとしての作りも全く変わってますね。
フィギュアとしての造形面はかなり良く、何よりXシリーズのゼロから髪の毛が大幅に改善されたのが嬉しいです。
可動面は足首にもう少し可動域が欲しかったですが、まぁ十分に動いてくれます。
武装はゲーム第1作目で使用可能な武装を網羅しており、プレイバリューも抜群。
それだけにどうして交換用の顔を適当にしてしまったのか。
今までのロックマンシリーズは最低でも交換用が2種類あったのに。
もう1つ汎用的な戦闘用の顔さえあってくれれば大満足だったので、本当にもったいないフィギュアでした。
交換用の顔と、2以降の武装がセットになったオプションセットなんてのが販売されたら最高なのに。

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