「侍戦隊シンケンジャー」の主人公、志葉丈瑠が変身した姿。
「火」のモヂカラを操る侍でシンケンジャーのリーダー。

2010年の魂フィーチャーズにおけるリアルタイムアンケートS.H.フィギュアーツ部門で1位を獲得し堂々の立体化。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



・付属品一覧。

・シンケンマル
・烈火大斬刀
・ショドウフォン
・獅子折神
・獅子折神(エンムブレムモード)
・シンケンマル用持ち手(右1)
・烈火大斬刀用持ち手(左右各1)
・ショドウフォン用持ち手(右1)
・獅子折神用持ち手(右1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

フィギュアーツらしいスリムな体系です。
アーマーなどが無いのでライダーと比べて特に細く見える。






各所アップ。

頭部はツヤ消しがされておらず光沢のある塗装に。
白が結構ハミ出し気味。

頭部以外の塗装は特に問題ないですね。
肩関節だけが色の違う成型色のままでかなり目立ってしまっています。
胸のエンブレムは印刷済み。
ベルト右側のショドウフォンホルダーにもエンブレムが印刷されてます。



サイズは従来のフィギュアーツと同等。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元はボールジョイント、頭部接続がスイング式ボールジョイント。

根元も頭部内部も可動域が大きく取られていて非常に良く動きます。



胴の可動。

胸下部と腰の二箇所ボールジョイント。

干渉する部分が一切無くベルトも独立している為
前後左右捻りと良く動きます。




肩・腕の可動。

肩は根元ボールジョイント、上腕上下スイング+軸回転。
肩にはジョイントに連動して可動する部分が設けられていて
主に腕を内側に曲げる際の干渉を和らげます。

肘は二重関節。

手首はスイング式ボールジョイント。
スイングの保持力がかなり怪しい。




下半身の可動。

股関節は軸上下スイング+ボールジョイント+腿軸回転。
股の角度が良く腿上げはかなり出来ます。

膝は二重関節。
かい 足首はボールジョイント。
つま先スイング。


総じてシンプルなスーツらしく非常に良く動きます。
総合的に見ればフィギュアーツの中でもトップクラスなんじゃないでしょうか。
ただ一つ文句を言わせてもらえれば足首。
戦隊ヒーローの足と言えばブーツなので見た目を考慮したというのは納得しますが
それならそれで近い所でカズマのような二連ジョイントや、エースのような間接を採用する方法はあったはず。
安直な一重ボールジョイントは「考えることを放棄した物づくり」という風にしか正直見えません。


腿が上がるので立て膝は容易。


以下、仕様や武装関係の紹介。


ショドウフォン。

ペン持ちが出来るような専用の持ち手が付属。
このサイズで細かく塗装されています。


獅子折神。

エンブレムモードを構える為の右手が付属。
ただ形状的に保持力は微妙。

手乗りサイズの獅子折神も付属。
双方共に小さいながらキッチリ作られています。



シンケンマル。

上記二つ同様にやはりキッチリとした仕上がり。
持ち手は専用の物が右手のみ。
いちおう左は烈火大斬刀用でも持たせられないことはありませんが。

ベルト左側のホルダーにマウント可能。
まぁこの状態が基本なのでしょうが。



烈火大斬刀。

プラ製でそれなりに軽いですが大きいのでさすがに構えるには補助がないと危険。
秘伝ディスクはクルクル回ります。
本来はグリップを倒すなどして大筒モードになるようですがそれらのギミックはオミット。


以下、適当にポージング。















「アタックライド レッカダイザントウ」

まさか全てフィギュアーツでこれが出来るとは。
本当は外側に払いたいんですけど撮影スペースが足りない(笑



同じ月の発売だったオーズ同様に店頭購入特典でもらえる黒子。
オーズと同じでAmazonから一緒に送ってきました。

パッケージの裏側は切り取ってのぼりに出来るようで。



黒子はこのポーズでの固定フィギュア。



全部使うとこんな感じでしょうか。


以上、フィギュアーツのシンケンレッドのレビューでした。

さすがにリアルタイムアンケートの効果なのか
造形・塗装に問題の多いフィギュアーツの中ではかなり良い方かと。
可動面も基本的には良く動きますし。
ただやはり足首の一重ボールジョイントは残念としか言いようが無い。
そこはもっと見た目と可動を高い位置で両立できる方法を考えた物作りをして欲しかった。
別に画期的な方法でなくとも、つい最近カズマという成功例を出したばかりじゃないかと。

これでフィギュアーツは戦隊ヒーローに手を出したわけですが今後どうするんでしょうね。
作品によっては一つ作ってしまえばあとは大部分流用で五人揃えられるというコスト面での利点があるし
現35作目ゴーカイジャーでは過去作全て取り上げられるので色々出すのも面白いと思いますが。


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