S.H.Figuartsから「アイアンマン マーク42」のレビューです。


『アイアンマン3』に登場するパワードスーツ。
パーツ毎に分離し独立して飛行する事が可能で、トニーの体に埋め込まれたセンサーにより、パーツ毎に装着できるようになっている。
ただし試作段階の為、使用できる武装が限られている上、エネルギー不足にも陥り易い。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ横。



付属品一覧。

・リパルサーレイ用エフェクト×2
・噴射エフェクト(手)×2
・噴射エフェクト(足)×2
・エフェクト用手(左右各1)
・平手A(左右各1)
・平手B(左右各1)



プロポーションをグルリと。

今回もプロポーションは良好。
ただ真っ直ぐ立たせると、股関節の隙間が目立ちますね。





各所アップ。

目と胸部にクリアーパーツ。
うちのはハズレ品だったようで、胸部fレンズに接着剤による白化が(汗

足はマーク6に続いてダイキャスト製。

マーク6では塗装がツヤありのテカテカでしたが、今回は全色において光沢が抑えられています。
金塗装は2色を使用。
かなり複雑な意匠のデザインですが、塗装精度は非常に高く素晴らしい仕上がり。



マーク6と。

マーク6よりも若干大きくなっています。
腿から下の長さは変わらないので、上半身の方ですね。


以下、可動範囲の紹介、


首の可動。

根元がボールジョイント接続、頭部が二重ボールジョイント接続。

関節の数はマーク6から変わらないのですが、構造が見直されたおかげで可動域が格段に広がっています。
アイアンマンはデザイン的に横を向きにくいのですが、今回は横を向いても顎が上がらないぐらいに。



胴の可動。

胸部と腰部で二箇所ボールジョイント接続。

ここはマーク6よりも若干動かしにくくなりました。
それでも十分なほどに可動域は確保されていますが。



肩・腕の可動。

肩はボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕上部に取り付け。
構造も可動域もマーク6から変わってませんが、少しボールジョイントが固めかな。
ギチギチではないので破損まではしないでしょうが、少し気を使う。

肘は二重スイング。

手首はボールジョイント接続。





下半身の可動。

股関節は軸が左右それぞれスイング+ボールジョイント接続、腿がボールジョイント接続。
ここの関節が一番見直された場所ですね。
開脚幅がマーク6から大幅に広がりました。
腿の接続部もボールジョイントになったので、細かな表情付けが出来たり。

膝は二重スイング。
可動に連動して腿裏のアーマーが引っ込むように。
マーク6よりも大分深く曲がるようになりました。

足首は軸接続+前後スイング+左右スイング、つま先がスイング。
マーク6と比べると足首周りのデザインがスッキリしているので、干渉が無く良く動きます。
横へも深く曲がるので、開脚ポーズでもしっかり接地します。


総評。
マーク42のデザインの恩恵も当然あるのですが、関節構造が見直された箇所が多いので、全体的にマーク6よりも可動域が広がっています。
これだけ動けばもう何の不満も無いですね。



立て膝はこのぐらい。


以下、仕様や武装、付属品の紹介。


手の甲のアーマーは共通で差し替え式なのですが、これが異常なほどポロリするので本当にイライラする。
デザイン上簡単な改善法も無く、ひたすらにイライラと戦うしかありません。



噴射エフェクトは手と足にそれぞれ付属。

マーク6に比べると造形が凝っており、見栄えが良くなりました。



リパルサー・レイのエフェクトも付属。

こちらも衝撃波のような造形が付いたデザインに。



初回特典「社長のソファ」





劇中でも印象的だった、トニー邸の白いソファ。
さすがにプラ製ですが、見た目はかなり良い感じです。
クッションは2つくっ付いた造形で独立してます。


以下、適当にポージング。















今回は特に炎エフェクトが似合う気がする。



ヒーローの休日。
休日にスーツなんか着てないか。


以上、フィギュアーツのマーク42のレビューでした。

アイアンマン3から、現時点で最も新しいアイアンマンスーツのマーク42がフィギュアーツ化。
元々出来の良かったアーツのアイアンマンですが、全体的なクオリティは更に向上していますね。
造形面は勿論、可動域がかなり広がった。
付属するエフェクトの出来も良く素晴らしい出来と言いたい所なのですが、どうしようもない欠陥が。
手の甲のポロリがあまりにも異常過ぎる上に、構造的にまともな改善策が無いという。
それさえ無ければ文句なしだったのに、本当に詰めが甘い・・・(苦笑


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