S.H.Figuartsから「マリオ」&「スーパーマリオ あそべる!プレイセットA」&「スーパーマリオ あそべる!プレイセットB」のレビューです。


『マリオシリーズ』の主人公。
ジャンプ能力を始めとする高い身体能力、あらゆる道具や技を使いこなす技能・才能を持ち、
様々なアイテムを獲得することにより、多種多様な特殊能力を獲得する事も出来る。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・スーパーキノコ
・コイン
・コイン用スタンド
・ハテナブロック



プロポーションをグルリと。

ほぼ2等身ほどという、まさにマリオというプロポーション。




各所アップ。

目は印刷済み。
塗装制度はどの部位も非常にキレイで、フィギュアとして文句なしの出来栄えです。

ちなみに表情を変えるパーツは付属しておらず、帽子を脱ぐことも出来ません。



適当にサイズ比較。

一般的なアクションフィギュアの中ではかなり小さめ。



スーパーキノコ、ハテナブロック。

キノコの目は印刷済み。
どちらもキレイに作られています。



コイン。

コインはメッキ仕上げ。
縦に置けるスタンドが付属。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元が前後スイング、頭部がボールジョイント接続。

構造自体は良いのですが、クリアランスがあまり無いので、そこまで動きません。
横は顎が思いっきり干渉しており、引き出し気味になってしまうのでジョイントがモロに見えます。

ちなみに胴に関節はありません。



肩・腕の可動。

肩はスイングジョイントで軸接続。
首以上にクリアランスが無く、上にはほとんど上がらず、腕を回す事など全く出来ません。
ここは同様のジョイントのfigma程度ぐらい動かせなかったものかと。

肘は単純スイング。
90度も曲がりません。

手首は軸接続。




下半身の可動。

股関節は前後スイング、腿がボールジョイント接続。
開脚は腿を接続しているボールジョイントのみで行うので、ほとんど開きません。
前には90度までは言わずともそれなりに上がりますが。

膝は単純スイング。
肘同様に深くは曲がりません。

足首は二重ボールジョイント接続。
前後にはそこそこ動きますが、横への可動域はさほど。
内側に切り欠きとか作れなかったんですかね。


総評。
プロポーションがプロポーションなので高望みはしていないのですが、それにしても厳しすぎるとしか。
肩周りは他にやりようがあったでしょう・・・(苦笑


以下、スーパーマリオ あそべる!プレイセットAの紹介。



パッケージ。



セット内容。

・クリボー
・コイン
・コイン用スタンドA
・コイン用スタンドB
・ハテナブロック
・レンガブロック×2
・ブロック用支柱
・ブロック用連結パーツ
・マリオ用スタンド接続パーツ
・スタンド



スタンドは黄緑の台座。
支柱は短めに4か所の可動部が設けられた特殊タイプ。

マリオは背中のパーツを交換し、スタンド接続に対応。



ハテナブロック、レンガブロック。

ハテナブロックはマリオ付属の物と同じ。
レンガブロックは2つ付属。

付属の専用の支柱でブロックを浮かせられます。
マリオがジャンプした状態に合わせているので、かなり高め。



ブロックを3つ連結するジョイントパーツが付属。
サイドのみ固定で、中央は穴に通して上の支柱で固定します。



コイン。

マリオに付属した物と同じ。
ただスタンドは長めの物が新たに付属。



クリボー。

目は印刷済み。
塗装制度も良くキレイな仕上がりです。


以下、スーパーマリオ あそべる!プレイセットBの紹介。



パッケージ。



セット内容。

・土管
・土管交換パーツ
・ミドリこうら
・ミドリこうら用ジョイントパーツA×2
・ミドリこうら用ジョイントパーツB×2
・マリオ用平手(左右各1)
・クリボー
・コイン
・コイン用ジョイントA
・コイン用ジョイントB





ミドリこうら。

他の小物同様に細かくキレイな仕上がり。

マリオの平手が付属し、ここにジョイントを挿して持たせます。
ジョイントの種類によって縦と横の2方向で持てます。
ただどちらも微妙にこうらから浮いてしまうので、あまり持っている感じはしませんが(笑




土管。

マリオとほぼ同じぐらいのサイズ。

先端は差し替えることでマリオの腰ぐらいまで刃入れます。
土管の中は空洞なので、小物をここに入れておいてもいいですね。
ただ先端がスカスカなので、倒すとこぼれますが。



クリボー。

Aセットの物と同じと思いきや、個体差なのか微妙に茶色が濃かったです。



コイン。

Aセット同様にスタンドは2種類。


以下、適当にポージング。














王道のオブジェクト配置な。

マリオの可動域が狭いのでどうかと思いましたが、それなりのポーズは一通りとれましたね。
ただクリボー2つなら、片方は踏んで潰れたパターンが欲しかった。
あとやっぱり攻撃的なアクションでも笑顔ってのは違和感が(苦笑



大乱闘スマッシュブラザーズ。


以上、フィギュアーツのマリオのレビューでした。

D-ArtsをS.H.Figuartsへ統一したバンダイから発売された、マリオ初のまともなアクションフィギュア。
正直フィギュアーツで培われた可動のノウハウは全く活かされていないなと(苦笑
プロポーション的にある程度は仕方が無いにしろ、あまりにも動かなさすぎですね。
フィギュアとしての仕上がりという点では文句なし。

ただマリオ単体パッケージでの遊び甲斐はほぼ無く、より楽しむには別売のオプションセットが必須。
まさかスタンド接続パーツすらもそちらに同梱されているとは。
オプションを2つ揃えればプレイビューは一気に広がりますね。
それでもマリオ自身の表情や帽子の有無が選択できなかったりと、完全かと言われればそうでもなく。
価格が上がってもいいから、マリオのパッケージの方に表情パーツ1つと、帽子の着脱パーツがあれば良かった。

そんな訳で色々と思うことはあるものの、動かして遊べるマリオというのはなかなかに貴重ですね。
色んなキャラクターと絡めて遊んだりも出来ますし。
ルイージや、乗れるよう工夫されたヨッシー、ライバルのクッパなどシリーズキャラも欲しい所。
あとはマリオ自体のバリエーションや、乗れるカートなんかあっても面白い。
今後の展開を期待したい所です。

  

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