S.H.フィギュアーツから「仮面ライダーバース」のレビューです。


『仮面ライダー/OOO』に登場する仮面ライダー。
伊達明、後藤慎太郎がバースドライバーで変身した姿。
鴻上生体研究所において、真木博士が中心となりオーズやグリード達の戦闘データをベースに開発された生体強化スーツ。
様々な特性を持つグリードやヤミーに対し、オーズとは異なりセルメダルからパワーを引き出すことや
バース・CLAWsという戦闘支援ユニットを戦況に応じて転送し装備するなど汎用性を重視したシステムとなっている。
初期変身者は伊達であったが健康上の理由から辞任し、信念と共に後藤が受け継ぐこととなった。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・バースバスター
・発光時頭部
・持ち手(左右各1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

従来のフィギュアーツスタイルですが、少し首が長いですかね。







各所アップ。

頭部造形はかなり良好。
ただ目のシールド部分はクリアーパーツか、黒なら黒でグロスのような光沢のある感じが良かったなと。
デザイン上どうしてもただの黒だと周りと同化してしまうので。

黒以外の部分は全てメタリック塗装。
塗装精度は問題なし。

足はオーズシリーズとしては初のダイキャスト製となっています。
完全新規という意味では去年9月のファイズからおよそ9月ぶりのダイキャスト足。

バックルにはクリアーパーツが使用され細かく作られています。

バースの特徴ともなっている計10個配置されたリセプタクルオーブは全てクリアーパーツ。
ただ腕と脚部の6個の塗装が薄いのが少し残念。



足以外はオーズも比較的問題ないんですけどねぇ。

OCCと比較するとクオリティが全然違いますね。
まぁOCCはユニット装着を主軸においていたということもありますが。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元ボールジョイント、頭部接続がスイング式ボールジョイント。

根元の可動域がかなり広く、可動向きの首の長さも相まって非常に良く動きます。
アーツライダーでここまで動くのは初かもしれない。



胴の可動。

胸下部と腰部の二箇所ボールジョイント。

かなり広めの首とは逆に胴回りはそこそこの可動域。
ベルトは固定ですが捻ることは大分出来ます。
オーズと違い塗装剥げの心配もありませんし。



肩・腕の可動。

肩は球体可動、上腕上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕上部に取り付け。

肘は二重関節。

手首はスイング式ボールジョイント接続。





下半身の可動。

股関節は軸上下スイング+ボールジョイント接続、腿軸回転。
立てないほどではありませんが若干軸スイング部が緩め。

膝は二重関節。

足首は軸回転+前後スイング+左右スイング。
つま先可動。


総じて本当にオーズシリーズでは初めて文句を言わなくて済みますね(苦笑
ただ股関節の緩さなんかはキッチリして欲しい所。


立て膝はこのぐらい。


以下、仕様や武装関係の紹介。


特徴的なUフラッシャーの発光状態は頭部ごと差し替えで再現。
シールドの上からメタリックレッドで印刷済み。
出来れば額のマスターサーバーも紫に光ったら良かったなと。



バースバスター。

本体同様にこちらもクリアーパーツが使用されており非常に良い造形。
持ち手は特に問題ありません。

ポッド部分は差し替えが可能で通常、セルバースト、メダル装填と各状態を再現可能となっています。


以下、適当にポージング。















Wから思うのはTV版は2人がスッキリしてていいなと。
まぁその分主人公のフォーム数がアホみたいなことになってきてますが(笑


以上、アーツのバースのレビューでした。

まずはお帰りダイキャストと(笑
本当に久しぶりに「これぞアーツライダー」という物が作られた気分です。
ファイズブラスターは完全新規ではありませんでしたし。
ただ所々に詰めの甘い部分が見られるのが勿体無い。
それでも残念続きのオーズの各コンボと比べれば一線を画す満足の仕上がりでした。

さてバースと言えばメインはバースCLAWsなわけですが一つも無いのが残念。
せめて使用頻度のズバ抜けて高いドリルアームぐらいは欲しかったわけで。
まぁ価格が大分上がったとしても全同梱で文句を言うような人間もほとんどいないと思いますが。
そのCLAWsは現在魂ウェブ商店にて10月発送として受注中。
二次受注のアナウンスもないのでお見逃し無く。


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