S.H.Figuartsから「アルファモン」のレビューです。
世代・・・究極体
タイプ・・・聖騎士型
属性・・・ワクチン
13体存在すると言われるネットワークセキュリティの最高位、聖騎士“ロイヤルナイツ”の1体。
聖騎士でありながら、聖騎士への抑止力的な存在だと言われており、通常時は姿を現すことはなく、
蒼いマントを翻す“孤高の隠士”とも呼ばれ、“空白の席”と呼ばれる所に位置する“ロイヤルナイツ”である。
戦いにおいては過ぎ去った戦いを瞬間的に取り戻す究極の力「アルファインフォース」の能力を持つため、アルファモンの攻撃は一瞬にして終わるが、
実際には何回の攻撃を繰り出したかは分からず、理論上、敵が倒れる最後の一撃だけを見ることになる。
両手からデジ文字の魔方陣を展開して攻撃と防御を行う。
必殺技は魔法陣の中心に突き刺さった光の収束を抜き、敵を貫く『聖剣グレイダルファー』と、
背中の翼を広げて飛翔し、上空より巨大な魔方陣を展開して、異次元より伝説上のモンスターを召喚する『デジタライズ・オブ・ソウル』。
プレミアムバンダイの魂ウェブ商店にて受注販売された、2015年2月発送商品。
お値段7344円。
パケ裏と内パケ。
付属品一覧。
・王竜剣
・持ち手(左右各1)
・平手A(左右各1)
・平手B(右1)
・スタンド
プロポーションをグルリと。
全体的にマッシブでかなり力強いフォルムになっています。
各所アップ。
目は印刷済み。
デジアーツは正面から見ると目線が微妙な物が多かったのですが、今回は正面の顔もバッチリです。
黒成型をベースに、それ以外の部分は塗装による再現のようで。
発色はキレイですが、よく見ると淵の処理が雑な部分もチラホラと。
マントはプラ製で裾のボロボロした感じも造形されています。
オメガモンのようなツヤ消し仕様ではありませんが、あちらは割れそうな感じのある素材だったので扱いは楽ですね。
オメガモンと。
身長は同じぐらいですが、太さがまるで違う。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元と頭部の二箇所ボールジョイント接続。
襟の中で十分過ぎるほど可動域が確保されています。
胴の可動。
胸部がボールジョイント接続、腰部がボールジョイント接続+前後スイング。
胸部アーマーがボールジョイント接続。
腰部スイングのおかげで前後へも動くのですが、ここがどうにも緩いのが難点。
背中がかなり重いので、基本的にスイングは後方固定状態になります。
回転は胸部と腰部を併用する形。
肩・腕の可動。
肩はボールジョイント接続+上下スイング、上腕が軸回転。
肩アーマーは本体側に接続で回転+スイング、上腕アーマーがスイング。
2つのアーマーが可動するので90度ほどまでは腕を上げられます。
肘は二重スイング。
写真が限界。
手首はボールジョイント接続。
下半身の可動。
股関節は軸接続+上下スイング+軸回転。
腿のアーマーが上に飛び出しているデザインなので、あらゆる方向への可動に思いっきり干渉しています。
腿上げは写真のように90度ほどまで上げようとすると、腿が内側へ回ってしまいます。
膝は二重スイング。
二重でも90度ほどが限界。
足首はボールジョイント接続+前後スイング+左右スイング。
大型のデジアーツの中では足首の可動域が確保されている方ですね。
総評。
上半身は良く動きます(腰が緩い)が、デザインから想像できる通り下半身は厳しい。
立て膝はこのぐらい。
以下、仕様や武装の紹介。
インペリアルドラモン同様、付属するスタンドの支柱はAct.4タイプ。
今回のスタンド接続穴は股にしかありません。
背部スラスターは左右スイング+上下スイング。
マントは3枚それぞれが上下スイング+左右スイング。
全て同じ方向へ傾けることで動きを出したりも出来ます。
ただ上下スイングは上げ切った状態ではストッパーがかかるのですが、その間は関節がユルいこともあり止める事が出来ません。
垂らすか上げ切るかの2拓。
必殺技「デジタライズ・オブ・ソウル」を再現する為の右の平手が付属。
掌が塗装されているのはこれだけです。
王竜剣。
本体同様にキレイな塗装。
物凄い長さですが、薄い事もあり重量はさほど無く、持ち手もしっかりしているので保持力に問題は無し。
持たせる際はグリップを外すのですが、今回は軸が金属になっており破損の心配が無く楽です。
以下、適当にポージング。
パッケージイラストっぽく。
さすがに右脚あんなに上がりません(笑
そして試行錯誤していたら、右腰に金塗装が付着しまくってしまった(汗
アルファとオメガ。
名前、色、プロポーションとこれでもかというほど対照的な存在。
以上、フィギュアーツのアルファモンのレビューでした。
フィギュアーツのデジモンシリーズから、ロイヤルナイツの中でも特殊な立場にいるアルファモンが立体化。
長期間のアニメシリーズ以外からの登場は初めてですね。
塗装が個体差程度の雑さはあるものの、全体的な造形面は今回も良好。
可動域は下半身はどうしてもデザイン的に制限を受けてしまっていますね。
まぁ聖騎士型=可動に難ありという、デジアーツ従来の仕上がりといった所。
付属品では王竜剣まで付属するのは良いのですが、王竜剣があるのならスラスターから出てくる翼は欲しかったなと。
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