D-Artsから「リザードン」のレビューです。


『ポケットモンスターシリーズ』に登場するポケモン。
ヒトカゲの最終進化形。
巨大な羽で地上1400mまで飛ぶことが出来る。
岩石も溶けるような灼熱の炎を吐く。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ裏と内パケ。

横にも後ろにもボリュームがあるので、箱が大きいです。



付属品一覧。

・炎エフェクト
・スタンド
・クリップ






プロポーションをグルリと。

前のミュウツーはカラーリングの問題などがありましたが、今回は何の問題も無く素晴らしい仕上がりです。
ミュウツーと違い基本的に尻尾が接地するので、接地性は問題なし。







各所アップ。

目は印刷済み。

体の塗装はミュウツー同様にグラデーション塗装がされており非常に良い質感。
塗装精度も良好。

尻尾はクリアー製で、内部の部分別にクリアーレッドとクリアーイエローで塗装されています。



ミュウツーと並べて。

高さはミュウツーよりも若干小さい設定なので、ちょうど良いバランスですね。


以下、可動範囲の紹介。



首は根元から二箇所で二重ボールジョイント接続、頭部がスイングジョイントで軸接続。
中間部分が若干斜めになっているので、スイング部分が大きく動かせます。
ここの向きを変えることで下だけでなく、上も大きく動かせるように。
ボールジョイントの可動域も広めなので、全体的に良く動きます。



下顎がスイング、下がボールジョイント接続。
顎の可動軸の配置が悪く、顎を開くとしゃくれてしまいます。



肩は二重ボールジョイント接続、上腕が軸接続。
上も前もそれなりには動きます。

肘はスイングジョイントで軸接続。

手首はボールジョイント接続。




股関節は二重ボールジョイント接続。
上には上がりますが、あまり開くというほどではないですね。

膝は単純スイング。
足首はボールジョイント接続。
膝は多少動きますが、足首はほとんど動きません。




翼は付け根が二重ボールジョイント接続、二箇所でスイング。
付け根のクリアランスはほとんど取られていないのでほとんど上下に動かせるぐらいです。
正直ここにスイング関節が欲しかった。

二箇所のスイング幅は優秀なので、前に折り畳むことも可能。
ただ中央のスイングが若干緩め。



尻尾は根元から先端まで5節で二重ボールジョイント接続。
ミュウツー同様に緩やかなカーブを描けるだけで、急激な曲げ方は不可能。
あと先端のジョイントがかなり外れやすい。


総評。
首の可動は優秀ですが、それ以外はまぁこんなものかなと。
残念なのはしゃくれる顎と、ガバッと開くことのできない翼。
どちらもリザードンのポージングには大きく影響する部分なので。


以下、仕様の紹介。


ミュウツーと同じスタンドが付属。

ミュウツーとは異なり、デザイン的にクリップで挟んで飛ばすのが至難の業です。
唯一まともに固定できるのは翼の付け根ぐらい。
リザードンと言えば飛ぶポケモンなので、ここは何かしらのスタンド接続パーツを用意して欲しかったなと。



炎のエフェクトが付属。

口から吐き出した形状になっています。
尻尾の炎同様にクリアー製で二色塗装。
スタンド接続穴が開いているので自由な位置で飾れますね。


以下、適当にポージング。












「ちきゅうなげ」をイメージしたポージングをやってみたんですが、なんか微妙ですね(苦笑



ミュウツーの逆襲。
と言っても確かリザードンとミュウツーの激突は無かったような気がしますが。


以上、D-Artsのリザードンのレビューでした。

ポケモンシリーズ第2弾は、ゲーム1作目パッケージにも登場したリザードン。
フィギュアとしての造形はミュウツーにも増して素晴らしい仕上がり。
唯一、顎に問題は抱えていましたが。
ただこのシリーズはアーツ系として、もう少し可動面を追及して欲しいなと。
今一歩動かしきれていない部分が多い気がします。


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