D-Artsから「ベルゼブモン」のレビューです。


世代・・・究極体
タイプ・・・魔王型
属性・・・ウイルス
「七大魔王デジモン」の一人。
性格は冷酷にして無慈悲であり非常にプライドが高いが
決して群れたり弱者を攻撃することはない。
愛用のショットガン「ベレンヘーナ」を持ち、巨大なバイク型マシーン「ベヒーモス」を乗りこなす。

アニメでは第三作テイマーズのメインキャラであるインプモンが進化。
タカト達を倒す契約の元スーツェーモンから力を与えられ進化し、樹莉のパートナーであるレオモンをデリート。
その後ギルモンの進化したメギドラモン、デュークモンと激闘を繰り広げた。
最終的にデ・リーパとの戦いで樹莉との和解を果たす。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・ベレンヘーナ×2
・マウント用ベレンヘーナ
・交換用頭部
・握り手(左右各1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

アーツ系統のスリムな体系ですが雰囲気はバッチリ。
かなりカッコいいです。






各所アップ。

頭部と髪の毛、全身の銀部分がメタリック塗装。
目や額部分は塗装されています。
アップにすると左目が少しえぐれているのが気になる。



ウォーグレイモンより高さは少し大きめ。
明確な身長データというのが無いのでどのぐらいのバランスがいいのかはわかりませんけどね。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元ボールジョイント、頭部接続がスイング式ボールジョイント。

上下は比較的大きく動きます。
ただ傾けたり横を向いたりするとパイプと肩のファーが干渉気味。
パイプは軟質素材なので上へ逃がすなど自由はききますが。



胴の可動。

胸下部ボールジョイント、腰部ボールジョイント+前後スイング。

腰の可動のおかげで前後はそこそこに。
ただこのボールジョイントとスイングが若干緩め。
ウォーグレイモンと違って上半身が重たくないのでそこまでへたりはしませんが。



肩・腕の可動。

肩はボールジョイント接続、上腕上下スイング+軸回転。
上部の装飾部分は胴体側に取り付けられていて可動。

肘は二重関節。

手首はスイング式ボールジョイント接続。
全手首共通で温めないと交換がかなり固い。





下半身の可動。

股関節は軸上下スイング+ボールジョイント接続、腿軸回転。
アーツ系統では当たり前となっている軸の干渉を考えた股関節になっていないため
開きが思いっきり制限されてしまっています。

膝は二重関節。

足首はアレイ型の二重ボールジョイント接続。


総じてどうしてD-Artsのデジモンシリーズは毎度毎度間接に落ち度を残すのか・・・。
今回は致命的な保持力の緩さは無くなったものの、全くもって理解不能な股関節の仕様。
その辺りを除けば十分に動きます。


立て膝はかなり無理。


以下、仕様や武装関係の紹介。


叫んだ状態の頭部が付属。
こちらの目は通常と違って問題ないです。



背中のパイプは4本それぞれ可動。



尻尾は根元と中間でスイングジョイントで接続されています。



ベレンヘーナ。

二丁付属。
開封時に付いている手が持ち手になってます。
難しい形状ですが設計はきっちりされており保持力は十分。

左足のホルダーに一丁をそのまま収納可能。
もう片方の背中へのマウントはマウント用の物が別に付属してます。
下のパイプを外し取り付け。


以下、適当にポージング。














映像作品としての接触は無かったはずですが
まぁ衝突があってもおかしくはないかなと。


以上、D-Artsのベルゼブモンのレビューでした。

概ね満足といった所。
造形は相変わらず非常に素晴らしいですし、付属品も充実。
だからこそやっぱりデジモンシリーズに存在する可動の落ち度が残念。
まぁウォーグレイモンやオメガモンの間接の緩さは単なる詰めの甘さが原因だったと思いますが
今回の股関節の問題は全く持って理解不能。
エックスシリーズやメダロットシリーズのようにもっと可動面をしっかりやってくれないものですかねぇ。
単なる動くフィギュアじゃなくてアーツシリーズを掲げているわけだから。

以前イベントでブラストモードやベヒーモスの展示があったと思いますが
その辺の立体化はどうなることやら。
出来ればブラストモードは可動面をもう一度監修して丸ごと発売してもらいたい気分。
ベヒーモスは出たとしてこの股関節で上手いこと跨がれるんでしょうか。


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