COMPOSITE Ver.Kaから「エクスバイン」のレビューです。


『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-』に登場するパーソナルトルーパー。
リョウト・ヒカワの搭乗機。
マオ・インダストリー社がヒュッケバイン009をベースに大幅な改良を施した機体であり
開発名はヒュッケバインEXであったが、SRX計画の一時凍結の折に形式番号・機体名が変更された。
ヒュッケバインMk-IIとMk-IIIの中間に位置する機体であり
Mk-III用の武装モジュールであるAMガンナー・AMボクサーのテストを行っていた。
テスト機ではあるもののT-LINKシステムやテスラ・ドライブを搭載し
調整次第ではMk-IIIと同等の性能を引き出すことも可能。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・フォトンライフルS
・グラビトンライフル
・ロシュセイバー×2
・セイバーラック
・チャクラムシューター
・展開時チャクラム
・ファングスラッシャー
・ファングスラッシャー用マウントパーツ
・持ち手1(左右各1)
・持ち手2(左右各1)
・持ち手3(左右各1)
・平手(左右各1)
・スタンド一式




プロポーションをグルリと。

ヒュッケバイン系列は基本カトキデザインなので
前回のテムジンに続き非常にカッコよく仕上がっています。








各所アップ。

ゴーグルにはクリアーパーツを使用。
ボディカラーの青と紺はメタリック塗装。
今回は白は普通の白です。
いつのもように全身にマーキング。

前回のテムジンでは特に問題の無かった塗装や質感ですが
今回はそれ以前に戻ってしまった感じ。
ブツブツで汚い部分がありますし、デザインの細かさと相まってハミ出しもチラホラと。



ボリューム自体は大体いつもと同じぐらいですかね。

余談ですがスパ金のアルトと並べるには大分大きい。
本来はアルトの方が3m近く大きいですし。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元と頭部接続の二箇所ボールジョイント。

それほど干渉も無く良く動きます。



胴の可動。

胸下部にボールジョイント+前後スイング、腰部ボールジョイント。

反らせることは得意ですが屈むのは苦手。




肩・腕の可動。

肩は胴と上腕をそれぞれアーマーの左右でボールジョイント接続、上腕軸回転。
肩アーマーは上下スイング。

肘は二重関節。

手首はボールジョイント。



腰部アーマーの可動。

フロント、リア共に中央にボールジョイント接続。

サイドはボールジョイント接続。




下半身の可動。

股関節はボールジョイント接続、腿軸回転。
明らかにボールジョイントの保持力が弱く保持力強化しないと厳しい。
と言うか引っこ抜いたらなんかヌルヌルしてたのですがまさか逆に緩くしてるのか?
それとも思いっきりハズレを引いたんでしょうか。

膝は二重関節。

足首はアレイ型の二重ボールジョイント。
つま先スイング。


総じて全体的な可動範囲は現状のCOMPOSITEではトップかなと。
物によってはROBOT魂のSIDE MSよりも動くかもしれない。
唯一股関節の緩さだけが勿体無い。


足が長いので立て膝は辛い。


以下、仕様や武装関係の紹介。



スタンド接続部位は腰と股下に。
ようやく実用的な部分だけになりました(笑

いつもの主に展示用のスタンドが付属。



ゴーグルは外す事が出来、隠されていたヒュッケバインフェイスが見れます。
ただ外した状態だとデコが広くて穴が開いているので非常に不恰好。



バックパックはあらゆる部分が可動するようになっています。

中央のスラスター、外側のスラスター、更に外側のウイング基部がそれぞれ軸回転。
外側の二枚のウイングはそれぞれ可動し、角度を変えることで上方へ折り畳むことが出来ます。



前腕裏のカバーを外した部分とサイドアーマーがハードポイントに。
ただ設計が完全に甘く後述する武装をマウントするとポロポロ落ちる(苦笑



フォトン・ライフルS。
「S」はショートバレルの意味らしい。

持ち手とグリップの相性が良くキッチリと持つことが出来ます。




グラビトン・ライフル。

グリップ部分が取り外せるので独特なデザインですが持たせるのは楽。
ただ一つ問題がありまして。
設計上の位置関係や手首間接の保持力、グリップの保持力などと複合的な要因で
腕と並行に構えるのが非常に困難。
見た目にこだわれなければ腕のでっぱり部分に両面テープでも貼ってやればちゃんと固定できます。
他社になりますがコトブキヤのMk-IIIはでっぱりでライフルを固定できるようになっていたのですがね・・・。

グリップとマガジンを左右逆に取り付けることで左手にも持たせられます。
そんなギミックを付ける前にもう少しデザインを考えて欲しかったよ・・・。





ロシュセイバー。

2本付属。
刀身は程よい長さ。

マウント用のセイバーラックがあり、各ハードポイントへ取り付け可能。
これは比較的まだ腕も腰もちゃんと装着できてます。
マウントしたままセイバーを展開しビームトンファーな感じに可能。
ただし発生部分のふくらみで1本しか展開できません。




チャクラム・シューター。

腰はまだいいのですが腕に取り付けるとまぁ取れやすい。

展開し、チャクラムは取り外し可能。
射出時の刃を展開したチャクラムも付属してます。
ただし本体とを繋ぐワイヤーはありません。




ファング・スラッシャー。

専用の持ち手が左右付属してます。

折り畳んで専用パーツを取り付けてマウント可能。
チャクラム同様に腕部の保持力が絶望的。



フル装備。

チャクラムもファングも共にMk-IIやIIIとセットでデザインされた物なので
エクスバインで装着するとバックパックとの干渉が凄まじい。
思いっきりウイングとぶつかり取り付けたままだと腕部の可動が大分制限されます。


以下、適当にポージング。
















以上、コンポジットのエクスバインのレビューでした。

前回のテムジンと違い今回は手放しでは褒められませんね。
とりあえず可動面は基本的に素晴らしい。
唯一股関節の問題だけ除けば。
塗装はもう少しキレイにやってもらいたいところ。

一番問題なのが武装関係。
まずグラビトンライフルは試作品を触って構えにくいと思わなかったのかと。
次にハードポイントへ取り付ける武装の保持力が弱すぎる。
デザインの干渉はある程度仕方ないかなと思いますが
そもそも全てが全て同じ人間のデザインだろと突っ込みたくも(苦笑

しかし頭のガンダムっぽさを排除して名前を変えればそれでいいんですかね。
全体的なデザインはどう見てもヒュッケバインなのに。
そんな曖昧な難癖なら初めからつけるなよ馬鹿野郎(苦笑
こうなると本家のMk-IIやMk-IIIなんて夢も見たくなります。
何よりまず劇中でも使用しているボクサーやガンナーを。


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