BB戦士「ネオ・ジオング」レビュー

BB戦士から「ネオ・ジオング」のレビューです。

『機動戦士ガンダムUC』に登場するモビルアーマー。
フル・フロンタルの搭乗機。
ネオ・ジオン残党軍『袖付き』がフル・フロンタルのために設計・開発した拠点攻略用巨大MA。
シナンジュをコアユニットとし、更に100m超のスケールを有するハル（外殻）ユニットを組み合わせた、独特な機体構成になっている。
ハルユニットに備えられた大口径メガ粒子砲の重火力とスラスターの大推力は、かつてのジオン系巨大MAと同じ効果を生み出している。
だが、本機の真価はシナンジュのサイコフレームを基点とした新兵装類にある。
アームユニットの先端部に配された有線式大型ファンネル・ビットは遠隔操作によるオールレンジ攻撃、敵機に接触されて乗っ取る「ジャック」機能をもつ。
肩部側面には「サイコシャード発生器」を搭載。
ネオ・ジオング単体でサイコフィールドに限りなく近い現象を意図的に再現することが可能である。

ではレビューは下からどうぞ。

パケ横。

付属品一覧。

・ビームライフル
・グレネードランチャー
・バズーカ
・ビームアックス（左右各1）
・ビームサーベル
・シールド
・サイコシェード
・頭部サイコシェード
・スタンド
・ネオジオング用スタンドパーツ

シナンジュ。

キットは以前シナンジュ単体で発売された物と同様。
モノアイはクリアーパーツ。
クリアーイエローなので、表面に緑のシールを貼っています。
特徴的なエングレービングはシールできっちり対応されているので、素組みで十分な仕上がり。

背中側が重いですが、プロペラントタンクがギリギリ接地するのでちゃんと立てます。

ユニコーンと。

どうせならシナンジュも腕部を新規造形にしてくれると嬉しかったんですけどね。
まぁ流用も出来るユニコーンとは色々と事情が違いますか。

HGUC版と。

以下、可動範囲の紹介。

首の可動。

ボールジョイント接続。

前後はいいですが、傾けたり横を向いたりは襟に思いっきり干渉してしまいます。
横は襟の上に頭を乗せるような感じならなんとか。

モノアイは首を回すのと連動して可動。
横の向きにくさはこのギミックで補えますね。
SDサイズならモノアイの存在感も強いですし。

胴の可動。

腹部がボールジョイント接続。

可動するのは腰のあたりなのですが、ジョイントはかなり奥の方に挿さっています。
そのせいもあってボールジョイントとは言え、前後左右はほぼ動かないに等しいレベル。
まともに動くのは回転ですが、これもパイプの干渉でかなり浮かせないといけません。
ここまで引き出すとジョイントがポロポロ外れるのが厄介。

肩・腕の可動。

肩はボールジョイント接続、上腕が肩アーマー下にボールジョイント接続。
アーマーの外側はボールジョイント接続。

肘の可動は無し。

手首は軸回転。
個体差なのか、右手首だけユルユルでした。

下半身の可動。

股関節はボールジョイント接続。
開脚幅や腿上げはBB戦士でも標準的。

足首はボールジョイント接続。
最近よく見られるようになった内側への切り欠きが無いので、横への可動域は狭いです。

総評。
関節構造が一昔前の物であることに加え、上半身はデザインの制限がキツイですね。
フルアーマーユニコーンやバンシィノルンを見た後だと、肘が動かない点が残念。

以下、仕様や武装の紹介。